【気づき】Vol.1272(2011年12月29日発行のブログより)
税。
国の財政を立て直すため税金制度をシンプルにしなければならない。
どのくらいシンプルにしなければならないかといえば、
税理士が不要になるくらいに、である。
冗談ではなく今の税金の複雑な仕組みは税理士を⾷わせるためにある。
税理士はシンプルに回収した後の税金の振り分けに注力するべきだ。
全員から公平に税金を徴収し、
そこから先を国や地方公共団体と侃々諤々やればいい。
小学生でもスンナリ理解できる仕組みにすべきだ。
ステップはたった2つ。
1.いいカッコせずいったいどれだけ税収が必要なのかを国民に開示する
2.それに必要な税収をすべての国民から公平に徴収する
これだけのこと。
1についてはとってもシンプルだけど誰もやろうとしなかった。
そろそろ開示せざるを得ない時期が到来する。
嘘の数値じゃなくて本当の数値だよ。
最初はどよめきが起こるかもしれない。
でも、現実を直視するってのはどん底から脱出するために必須のこと。
これは企業の再建とまったく同じ。
避けて通れないよ。
2つ目は脱税なんて⼀切しなくても済むようにシンプルに1本化すること。
1の算出結果として消費税100%と出たらそれもいいだろう。
小学校の頃に先生が、
「突然ですが今からテストします」
と言ったら、
「えー!!」
って騒いだようにブーブー不満が飛び交うだろう。
でも冷静に考えて欲しい。
お金を遣った額とかかる税金が比例するというのは、
とても理に適ったことではないだろうか。
200万円の自動車を購入した人は200万円の消費税だから、
計400万円。
2000万円の自動車を購入した人は2000万円の消費税だから、
計4000万円。
それ以外の税金は⼀切取られないのだからとても公平だよ。
あるいは全国⺠から⼀律25%の所得税を徴収してもいい。
年収100万円の人からは25万円。
年収1000万円の人からは250万円。
年収1億円の⼈からは2500万円。
いたってシンプル。
その代わり、
老後は何の心配もないように社会保障も充実させてもらいたいね。
安心と信頼があればこそ、圧倒的多数の人たちはがんばれるのだから。
追伸.
お金持ちたちは分かち合ったからお金持ちになった。
いろんなお金持ちを見てきたけど、
お金持ちはもっとお金を持ってもいいはずなのに、収入をセーブしていた。
貧乏は小さくまとまって独占しようとしたから貧乏になった。
いろんな貧乏を見てきたけど、貧乏はもっと貧乏でもいいはずなのに、
そこら中からこれでもかというほどに保護を受けていた。
...千田琢哉(2011年12月29日発行の次代創造館ブログより)
↓千田琢哉のコンテンツ↓
🔷千田琢哉レポート
文筆家・千田琢哉が書き下ろしたコトバを毎月PDFファイルでお届けします。
🔷真夜中の雑談~千田琢哉に訊いてきました~
文筆家・千田琢哉があなたから頂いたお悩みに直接答える
音声ダウンロードサービスです。毎月1日と15日発売!
“毎月1回の飲み代を、毎月2回の勉強代に”
「3分の囁き」千田琢哉の独り語りをYouTubeでお楽しみ下さい。