【気づき】Vol.1235(2011年11月19日発行のブログより)
国民の3大義務。
最近僕が講演しながらふと昔が思い出されたというか、気づかされたこと。
昔ある社長さんが毎回講演で使っていたネタ。
冒頭で必ず、
「みなさん、国民の3大義務をすべて言えますか?」って質問してた。
最初に先生と生徒の関係を構築するための前フリだね。
よく同じネタでいつも講演するものだと冷や冷やしてたけれど、
これがまたみんな結構答えられないんだよね。
ちなみに模範解答は、
・教育の義務
・勤労の義務
・納税の義務
なんだね。
中でもよく間違えられるのが、教育の義務について。
義務教育は受けさせられるものだからつまらないって言う人は多い。
でも、受ける側にとっては教育はあくまでも権利なんだ。
教育の義務というのは、
簡単に言うと親が子に教育を受けさせる義務があるってことだね。
だからこそますます嫌いになるのかも(笑)
今さらなんだけど、
こういう癪に障るセミナー講師対策として、即答をしてあげるためのコツ。
これは時系列になっているって考えればいい。
憲法や法律というのは極めてロジカルだよ。
ホギャーとこの世に生まれてまず教育を受けさせる・・・教育の義務
教育を受けたらいよいよ働かなくちゃいけない・・・勤労の義務
働いて得たお金をお上に納めなさい・・・納税の義務
というわけだね。
だからスタートはあくまでも教育。
僕の経験上なんだけど、中学3年生までの勉強を何かの機会に復習すると、とてもインテリに見られるよ。
間違いなく⼀目置かれる。
コンサルタントなんかが頭よさそうに見せて例え話してる内容は、
ほとんどが義務教育に習った話ばかり。
数学の√とか四字熟語なんかも全部そう。
そんなにビビらなくてもいい(笑)
そんなにたいしたもんじゃないから。
1年計画で休日を利⽤して1科⽬ずつ5年かけてやれば、
学生時代とはまた違った深みのある勉強になるんだよね。
1年間に120日もある休日を何かのテーマごとに勉強していくと、
必ず人生が変わる。
人生の幅と奥行が増していく。
お試しあれ。
追伸.
質疑応答タイムは講演時間の中に含めないといけないことを、
10年前に竹村健一先生の話を聴いて思い出した。
10分質疑応答を取るのであれば講演は10分前に終わる。
講師も主催者も質疑応答は無料だと思ってはいけないんだね。
緊張感や本気度がなくなって、吸収力が低下してしまうから。
講演に限らずコンサートなんかでも、
アンコールや延長してダラダラサービスするのは、
結果として誰も幸せになれない。
...千田琢哉(2011年11月19日発行の次代創造館ブログより)
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