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【千VPoE橋本インタビュー】「幼保領域の社会インフラを創る」大きなミッションにゼロから挑む面白さとは・・

入社から1年満たない間に、千の開発組織の成長を一気に加速させたVPoEの橋本。
毎月行われるプロダクト報告会の冒頭で、橋本は必ずこの文言に触れる。

千の開発組織が目指すもの:
「幼保などの領域をDXすることにより、先生たちが幸せになり、子供の成長にコミットできる」
この世界を作るためにエンジニアリングとして「プロダクト開発力強化」に取り組み、新規機能・システム間の連携・システムの改善を平行かつ高速に行う

この文言について、もっとよく知りたい。
その背景にある橋本の想い、組織の想いについて、もっと知りたい。
強い気持ちに駆られた私は、橋本へのインタビューを決行した。

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VPoE Profile:橋本将吾
SIerから自社サービス業界へ転身、楽天市場にてリードエンジニアを経験し、Speeeで開発責任者としてメディアや不動産Techなど複数のサービスを立ち上げグロースさせる。その後は複数社の技術顧問などを経験。現在は千株式会社のVPoEとして幼保DXに注力している。

私たちがやっているのは、「幼保領域の社会インフラを創ること」

千を成長させてきた、橋本さんのベースにある価値観って何なんですか?
橋本:私は、世の中の「負」を解決するということがとにかく楽しいんです。「負」を見つけて、「これ解決できるじゃん」って思ったときが一番ワクワクします。
千が解決しようとしている「負」は幼保領域になるわけですが、解決者になる人、プレイヤーが少ない領域と言えます。そして、インフラ、プラットホームがまだまだ整っていない。だからこそチャンスですし、「負」が山積みになっている。やりがいがあります。幼保領域の社会インフラを創ることで、大きな「負」を解決したいという想いがすべての源泉になってます。

リアルな「負」がわからなければ、課題解決はできない

千が解決しようとしている「負」って何になるんですか?
橋本:子どもの成長にまつわる「負」です。それはイコール、保育士・先生にとっての「負」、保護者にとっての「負」となります。保育士・先生の業務負担の多さを減らしたいというのもありますし、保護者が子どもの成長と向き合える時間を増やしたいというのもあります。
でも、本当の「負」というのはこんな簡単には言い表せないものです。本質的な「負」をリアル感を持って捉えなければ、課題解決はできません。パパママであればある程度当事者ですから、その「負」をリアルに感じる部分もあります。それはかなりのアドバンテージですが、自分の知ってる範囲だけで知ってるつもりになってはいけません。単に営業チームからあがってきた声を聞くというのは、知るという方法のごく一部です。能動的に、自らリアルに迫っていくことが大切です。園のぶどう狩りイベントに参加したエンジニアなんかもいますよ。きっと肌で感じた部分があると思います。

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▲園チャンネル(幼稚園・保育園に特化した動画配信支援サービス)での配信現場に同行

ものづくり、そして、「組織づくり」

「負」を的確に捉えたら今度は解決する力が必要ですよね。
橋本:農業機械修理工の親から影響を受けたのもあって、「ものづくり」を通じて解決するのが私の興味領域であり、得意とするところです。ただ、「私個人」ではなく「組織」としてのプロダクト開発力が無いと解決はできません。「組織づくり」は大きなテーマです。
入社時には、「社会課題を解決できるものづくりのためには、千の開発組織は180度文化を変えないといけない」と感じていました。経営陣から「存分にやってくれ」と信頼して任せてもらえたので、短期間ではありますが、少しずつ変化が起きていると感じています。

アジャイルに課題解決できるエンジニア集団に

橋本さんが入社してからの、組織開発力強化ポイントはどこですか?
橋本:まずは、よりアジャイルにシフトすることです。課題設定、プロダクトの方向性から細かい要件・仕様まで、何度も何度も短期間で定め直していかないと、精度の高い課題解決にスピーディーにたどり着くことはできないです。コロナ禍で、保護者が子どもの晴れ舞台を見る機会が減ってしまったという「負」を受けて、2週間で園の動画配信支援サービスをリリースできたのは、一つ進歩できたところだと思います。
そして、チームとして一人ひとりが大きな責任割合を持って働くようにすること。ディレクターやプロダクトマネージャーという役職でなくても、そのような役割も担ってもらうこともあります。部署や職種を自ら横断していける組織づくりをもっと加速させていきたいと思っています。

大量の子どもの写真データを、分析・活用へ

千だからこその、エンジニアとして働く魅力って何ですか?
橋本:「幼保のプラットフォーム」を創るというのは、世の中に無いものを創るという「ゼロイチ」の仕事です。だからこそいろんなことに挑戦できます。組織としてもこれからが拡大期です。マイクロサービス化の過程で、いろんなことをゼロベースで見直しをしているところです。言われたことをやるだけではなく、自分で技術選定から何からやりたいような人にはおすすめです。
また、おそらく千は日本で一番子どもの写真を持っている会社です。スクールフォトサービスを先駆けてやってきて、今も一番シェアがありますから。画像や動画のデータ分析をしたい人は、特にワクワクするフィールドに見えるんじゃないですかね。

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▲成長の早い子どもたちはすぐに顔立ちが変わる。だからこそ研究対象としての面白みがある

ものづくり、組織づくり、そして「ヒトづくり」

どんな人にジョインしてほしいですか?
橋本:世の中の「負」の解決を「チームで」やりたいという人です。どんなものであれ、日常で「負」を感じることは誰でもあると思うんです。「イライラする負」だったり、「悲しくなるような負」だったり。それを解決することに喜びを感じる人たちと一緒に、チームとして仕事ができたら一番楽しいですよね。

最後に、橋本さんの夢は何ですか?
橋本:自分自身が社会のプラットフォーム、インフラを創ることもそうですが、自分の後輩が成長して、自身でプラットフォームを創ること。「ものづくり」に加えて「ヒトづくり」を続けていきたいです。


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