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子育ては思い通りにならないことを学ぶご縁

先日、職場の同僚が、奥さんとのやりとりで、子供の寝かしつけは僕がやるから寝ていいよ、て言うのに、やりたがって、で、なかなか寝つかない子供に逆ギレしちゃうって話を聞いた。

とっても優しい旦那さんなんだけど、きっと奥さんには奥さんの理想の母親像や母子の関係性なんかがあってそれを実現させたいのだろうと思う。でも、なかなか思い通りに寝てくれない子供にイライラしちゃう。
大いに共感できる状況だ。
当時の私もイライラして子供に怒鳴ってしまったことが何度もあったのを覚えている。

だけど、今となっては子育てって自分の思い通りにならないことを学ぶご縁だと思う。

「子育てって思い通りにならないんだ」と理解するだけで、きっとすごく軽くなると思う。諦めみたいな気がするけど、そうではなく、子供には子供の意思があるし、親の思い通りにならないのは当然のこと。でも、なんとかなりそうな気がして、なんとかしようとしてしまったり、どこかで親の責任みたいにちょっとはき違えた責任感みたいな気持ちも出てきたりして、つい頑張ってしまう。

だけど、思い通りにならないことを理解すると受け入れるしかない。
受け入れて、そこからどうするか。
どうやって折り合いをつけていくか。
そうやって工夫できるようになってきたように思う。

考えてみたら、世の中思い通りに行かないことの方が多い。
最大は自然のこと。例えば天気1つとっても自分では決められない。
雨になったら傘をさす。嵐が来たら予定を変更する。工夫して過ごすしかない。
ストレス溜まったら、好きなことして発散したり、頑張りすぎるのをやめたり。
そんな風に工夫して、自分の機嫌を自分で取れるようになってきたと思う。

そして、今、健やかに生かされていることに心から感謝できるようになったなあと思っている。


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