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追いかけるな

これは伊集院静さんの「大人の流儀5」の書籍タイトル。

去年末から追いかけていたプロジェクト。
私がこの数年興味のあった分野の活動だ。
既存の仕事一部をキャンセルして、収入が減ってもかまわないくらい参加したかった内容だったんだけど。

「私の力量では役不足ではないか」とこの三か月プレッシャーを感じながらも、トレーニング終了時の試験に(意外にも!)合格し、4月末から研修に入った。
実際に研修を始めて、5回に1回はトレーナーの助けなしには職務をスムーズに進めることが出来ない状態だ。
自分の能力が不十分だと感じると、更に私の作業行動は滞り、集中すべき対象物への注意不足や対処方法の判断ができなくなってしまうという、悪循環にはまっていくのだった。

研修最終日、もう一日研修シフトを増やしてもらうことを伝え帰宅した昨夜、ふと、この書籍タイトルを思い出した。

「追いかけるから、苦しくなる。追いかけるから、負ける」この書籍の広告ウェブサイトの文だ。
そして、書籍の目次。
第一章 追いかけるから負ける
第二章 いつかは笑い話になる
第三章 私は黙っていた
第四章 生きるとは失うこと

なんだか、ラクになる言葉のつながりだなあ。
挫折や思うようにならないことはある。
失恋だって💔、仕事の失敗だって、大切な人との別れだって。

この目次、仏教の教えに通じてる?!

そんななか、どうやってくさらずに過ごして行くか、行けるのか。

私の能力ではまだ無理な活動なのだ。
自分の人生の中で初めて真剣に興味を持った、とてもやりたかった活動だったとしても、叶わないことがあるのだ。
能力の不一致ってのはあるものだ。

ここまで来れたこと、得たことに感謝し。
次の何かへ、また進んでいこう。

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