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友情に“距離感”が必要な理由

SNS断ちして3日が経ちました。代わりに始めたnoteも、おかげさまで順調に進んでます☺️

さて、本日のテーマは「友情」です。

皆さんは家族や友人、パートナーと喧嘩することはありますか?

私はた〜くさんあります笑

もはや「こじらせマシーン」なのではないか?と自分を疑うほど、順調な人間関係を築くことが苦手です。

特に友人関係が厄介で…始めはいつも順調なのですが、親しくなるほど相手が離れたり、私が離れたりで、いつのまにか疎遠になってしまうことが多いです。

とはいえ、長い期間わだかまりがなく、順調に仲良くできている友達もいます。

今回は、INFJでHSP気質の私にとって、友情が長く続く場合と、短期間で終わってしまう場合を比較してみました。

私の友人関係

私にとって友情は、狭く深く

ラフな付き合いではなく、揺るぎない信頼で結ばれた親密な関係を好みます。

楽しいから一緒にいるというより、夢を語り合ったり、不安を明かしたり…ありのままの自分をさらけ出しても理解してくれて、受け入れてくれるから、一緒にいます。

私が望むのは、誤魔化しのない充実した関係なので、友人の数は少ないです。

あまり「親友」という概念もなく、私にとって「友人」と呼べる人は、みな平等に大切な存在です。

近づくほど崩れる友情

私は、自然体で人と接することが苦手です。

相手が楽しめているか?ということを最優先に考えてしまうので、その場の空気や相手が求める人物像に自分を合わせてしまいます。

そんな私が、ありのままの自分を出せるのは友人だけ。どんな自分もすべて受け止めてくれるので、自然と距離が縮まり、親密な関係になっていきます。

こうして、素敵な友人だと感じれば感じるほど、無意識のうちに相手への期待が高まります

「私のことをよく分かっている〇〇なら、私を嫌な気持ちにさせるわけがない」

実は、この過度な期待が落とし穴😨

思いがけず、相手の言動で「ん?」と違和感を抱く出来事があった時、嫌悪感が生まれてしまうのです。

いくら信頼できる友人だとしても、あくまで異なる価値観を持つ人間。少しひっかかる言動くらい、あって当然です。

でも、それを極端に許容できなくなり「本当の友人なのだろうか…」と悩み始めて止まらなくなるのが、私あるあるなのです🥲

HSP気質の難しさ

友人を過度に期待してしまう原因は、自分を頼ることができないからです。

自分に満足していて、自分が自分の1番の味方であれば、ある程度のことは人に頼らなくても自分で解決できます。

しかし、私は「自己嫌悪」の波が定期的に襲ってくるので、自分より友人の方が信頼できると思ってしまうのです。

※私の「自己嫌悪」については、長くなるので別の投稿で書こうと思います✍️

また、友人のちょっとした言動を許容できない原因も、私のHSP気質にあると思います。

些細な表情の変化に気づいて、奥深くに隠された意味を延々に考えてしまったり
相手が何気なく言った言葉が頭から離れなかったり…

一度違和感を抱くと、何日も、時には何ヶ月もそのことを考えてしまいます。

「流して忘れる」という作業がとにかく苦手なんです。

「なぜあんな表情をしていたのだろう」

「なぜあんなことを言っていたのだろう」

答えがないのは分かっていながら、ずっと考えてしまうので、疲れ果てて相手への違和感が嫌悪感に変わってしまうのです。

考え過ぎ。
気にし過ぎ。
もっと気楽にいこうよ。
別にたいしたことないじゃん…。

どんなにそう自分に言い聞かせても、できないんです。それができたら、私の友人関係はどんなに楽になっただろうか。

友人に嫌悪感を抱いたら最後、最終的にはいつも自己嫌悪に戻ってきます

大切な友情を守り続けるために

私は、長く続く友情と短期間で終わる友情に、明確な違いがあると気づきました。

それは、「距離感」です。

距離が近すぎると、嫌でも色々と気づいてしまう…それを流せないので、私は上手くいかなくなってしまうのです。

私の場合、最も長く続いていて、心地いいと感じるのは、高校時代の友人関係です。

大学4年生になった今、毎日顔を合わせていた当時に比べると回数は少ないですが、3ヶ月に1回ほどのペースで定期的に会っています。

さらに、普段の会話は将来のビジョンなどの深いテーマでありながら、お互い過度に干渉しすぎない不思議な距離感があります。

一方、短期間で終わる友情は、お互いのすべてをさらけ出し過ぎているように感じます。

かなりの頻度で会っているにも関わらず、LINEでも普段からメッセージのやり取りをしていて、お互いの近況報告が欠かせないので、少しでも報告が遅れると「なんで言ってくれなかったの」という気持ちになる。

お互のプライベートに干渉し過ぎているため、無意識のうちに存在が負担に感じるのかもしれません

そして、わだかまりができることで「またやってしまった」と自己嫌悪がエスカレートする…それって、私にとってはかなりToxicな関係ですよね。

私には、すべてをさらけ出せる友人が必要だと思っていましたが、本当に必要なのは自分自身なのかもしれません

私には、向き合うべき自分自身の課題があります。

そんな私の支えとなるのは、適度な距離感によって、相手がどんな状態だったとしてもお互いをリスペクトできる友人関係なのです。

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