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階段を登る怖さを、 今日も。

「先月、嬉しいことがあった。」
下書き。日付は 9月15日。私はそう書いたらしい。

先月と言えば8月・・・少し考えて思い当たった。確認のために下書きを見る。タイトルと1行だけの内容がいくつも並んでる。公開した記事を読み返す。

6月、 プロットのない人生を送るということ。
7月、多分、 私はもう戻れない。
8月、(下書きのみ)
9月、環状線を寝過ごして、思考の感覚が紡げたこと

もう一度下書きを遡る。noteを始めてから一年と少し、公開した記事を遡る。

私はずっと、変化を書ききれずにいた。

下書きを見て、変化をはっきりと書いてないことを改めて思った。

noteを書き始めてから、数ヶ月。そこからまた数ヶ月。そこからまた数ヶ月。3ヶ月ごとに私は変化していて、そんな出来事があった。
嬉しいことも悲しいこともあって、その1つ1つが 私の価値観を変えた。私の性格や生き方も。(1つ1つについて、それはまたいつかの話。)

めまぐるしい1年だったな… と思うと同時に、それ毎年でしょ?と笑ってしまう。「大変だった。でも良かった。」なんて言えないけど、私は私がしてきた選択に後悔は無い。時にはギリギリの状態、でもその時々で最善を考えてきた。それを選択してきたと、自信を持っている。

今年からフリーランス(時々バイト)を始めた。夏になる頃、フリーランスを専業ですることにした。フリーランスとして働くのは 収入面が大変と聞いていて怖かったけど、踏み出したら色々な繋がりもあって、私はそれを乗り越える道を歩いている。
そして、フリーランスには別の大変さがあることも知った。仕事量の調整。報酬についてのやり取り。生活と仕事の両立。思いの伝え方。感情との戦い。


生活を置いてでも仕事をしようとする私、睡眠や食事を忘れて仕事する私、感情を抑えて頷く私、そんな私に言い聞かせた。「長続きしたいならペースを落とさないと駄目だよ。ちゃんと食べて、寝て、趣味を楽しんで。」「仕事にのみ込まれて、それで続くの?冷静に考えて。」葛藤を繰り返しながら何回も何回も考えた。

隠された真っ暗な闇と向き合うこと。

フリーランスで仕事をする上での課題は、私自身にとっての課題。そこに隠された真っ黒な闇と向き合うこと。何度も逃げたくなった。仕事からじゃなくて、私という存在から。
「仕事して成果上げて。それで良いでしょ。」という私に、それは逃避でしょ? と聞いて闇を意識させて、時には忘れたことにして。そうやって何ヶ月も私を宥めながら自問自答を繰り返して・・・最近になって、私はフリーランスとして少しは成長したのかなと思える時がある。経験値が上がったのか、対処法を覚えたのかも。どちらも痛いことだけど私には、必要なことだと思う。

階段を登る、 その怖さ。

そうやって フリーランスとしての階段を進んでいると、将来実現したいことが近づいてきた。それは雲への階段のようなもので、登り終わっても掴めなくて、別のステップが現れるような。それが人生になるのだろう、と言えるような。
今、私が進む階段の高さはバラバラで、低くなったり高くなったりするから私は時々怖くなってしまう。それでも途中で留まることを選ばないと私は知ってる。向き合って次の段に足を載せると私は知ってる。落ちそうになったら過去の私がクッションになってくれる。未来の私は堂々とした雰囲気で揺るがずにいてくれる。


どうだろう。
真っ暗な闇が少しは薄れたかな。灰色くらいにはなったかな。
それを消せずに 上に向かって歩くことは、楽じゃないよね。

でも、私は自信があるよ。
小学生の頃からの夢が実現してるでしょ? 大人になった私はもっと大きいことを実現していけるよ。そう信じられることは強みだよ、生かしていこう。


今を精いっぱい進む私の手が、精いっぱい耐える君の手に届くまで。
Sena.


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