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適職が分からない

今さらだけど、「やりたい仕事」と「向いている仕事」は違うんだろうな。

50代になっても、自分の適職が分からなくて迷子になっている。

今月から転職し、ようやく2週間が経ったけれど、いまの仕事はどうしても自分に合わないと感じる。

派遣会社を通じて業務の引き継ぎスピードを緩和してほしいとリクエストをかけてもらったけれど、相変わらず私には早すぎるスピードで引き継ぎが進んでいる。

業務を教えてくれる人は仕事が早くて、なんでもスピーディにこなせる人なので、私のように理解が遅くて、PCスキルも低い人に引き継ぎするのはかなり大変なのだと思う。

仕事を教える人がせっかちな性格で、教わる側がのんびりな性格だと、お互いストレスなのは想像できるだろう。

毎日仕事が終わると、業務ノートをまとめ直して復習はしているけれど、自分のメモを見返しても何のことが書いてあるのか分からなくなっている。

残念だけど、私は初回の契約期間の10月末で派遣契約を終了させてもらおうと考えている。

契約更新はせず、これ以上無理して頑張らないことに決めた。

だから、11月からまた新しい仕事を探さないといけない。

もう一度転職活動をやり直すのも大変だけど、それ以上にいまの環境でのストレスに耐え続ける自信がない。

ストレス耐性が弱くなって、困ったものだ。

私が今回の転職活動をするときに軸にしていたのは、業務で英語を使えること。そして、事務系の仕事であること。

その条件に絞って求人をチェックすると、海外営業事務や貿易事務、特許事務などが出てくる。

けれども、海外営業事務や貿易事務はどうやら自分には合わないようだ。

貿易事務は過去にも何度か経験してきたし、結構長いこと続いた職場もあったけれど、たいていスピードやマルチタスクスキルが求められる。

さらには納期調整などの業務も含まれて、交渉スキルが要求されることもある。

だから、続かない所では短期で辞めてしまうことが多かった。

前職は一般事務の仕事で、たまに貿易の業務も担当していた。

輸入手配に携わるときは、私の苦手な交渉業務は別の担当者がやってくれていたので、それほどストレスはなく、自分に合っていたと思う。

そんなふうに過去を振り返って、あの頃はよかったと嘆いても仕方がないのだけど。

今後は貿易事務や海外営業事務の仕事は検索条件から外そうと思う。

さて、のんびりした性格の自分に向いている仕事は何なのだろう?

英語を使える仕事がしたかったのは、海外の方とメールでコミュニケーションを取るのが好きで、自分でも英語の4技能のなかでライティングが一番得意だと思っていたからだけど、それだけで勤まる仕事はほとんどない。

やっぱり英語を使える仕事という軸も諦めた方がいいのだろうか。

働くって難しいな…

年齢を言い訳にしたくはないけど、どうしたって若いときより体力が落ちているし、疲れやすくなっている。

50代の転職は、まずは無理なく働ける環境を探すことが大切なのかもしれない。

とりあえず、いまの仕事で契約期間終了まで頑張ってみよう。

そして、次は自分に合う環境を見つけられるよう、よく考えて探そうと思う。

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