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コロナ下での考えごと。

結論から言うと、アパートを解約して、車で九州あたり、そして四国あたりも、周っちゃおうかな、なんて、考えている。

去年の夏、10日間の休みを利用して、南九州をレンタカーで周った。行き先も決めず、宿も決めず、google mapはチラ見で、ほぼ直感で、次の角を左に曲がるか、右に曲がるかを決めるだけの、そんな旅だった。結果、予想もしなかった素敵な場所に辿り着き、愉快な人たちに出会い、美味しいご飯をいただき、とても恵まれたいい旅になった。いつか、家も持たず、キャンピングカーとまで立派なものでなくても、必要最低限のものだけを車に積んで、日本や世界をドライブしながら、移動する。なーんて生活もいいな、なんて、ゆるく考えていた。

もともと、平日5日間、毎日同じところに、毎日同じ時間に出社することに苦手意識がある。もっとフレキシブルな生活に憧れていた。コロナで仕事ができない状態になってみて初めて、仕事そこそこでも、なんとか節約すれば、生活できることに気がついた。というよりも、毎日働き詰めで、自分の時間がなかなか取れないよりも、食べられる分と家賃ほどの生活費を稼いで、好きなことを思い切りやってみたい。

人生で1回ぐらい、無職で、自由で、型にとらわれない生き方をしてみても良いと思う。全然アリだと思う。なんなら、めっちゃしたい。

仕事がないことを良いことに、最近は奄美大島の北の友達を訪ねたり、南の友達を訪ねたりして、過ごしている。奄美で出会った人は、私の考えに共感してくれる人も多く、車上生活をサポートしてくれそう。ありがたいことに、家にいて良いよ、荷物を置いて行って良いよ、と言ってくれる人もいる。

じゃあ、住所登録はあそこで、あの辺の服と靴はメルカリで売って、冷凍庫のものはちゃんと食べて、調味料はあの人にあげて、仕事道具は実家に送って、、。だんだんビジョンが見えてきた。奄美の南東に位置するちっちゃな集落に住む友人宅に2泊して、帰り道のドライブ中に、たまの『満月小唄』を聴きつつ、そんなことを考えながら、ニヤニヤしていた。

私、なんでもできる!

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