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自分にとって大切なこと
今日、会社で電話越しにひどく怒られた。それは午前中だったったのでそこから心がズズンと重くなり、まるで水中のなかにいるような、周りのガヤガヤした声が全く聞こえず、反応も鈍くなった。
今の会社に入って初めてこんなに怒られたので、ひどくひどく落ち込んだ。怒りという感情は最もいらないものなんじゃないのって思うくらい。
怒りの感情を覚えたら6秒我慢するなどといった、アンガーマネジメントというものがあるけど、それは怒りの感情をおぼえる人に対する対処法である。が、私は知りたい。怒りを理不尽にぶつけられた方はどう対処すればよいのか。ただ自分の感情を押し殺してただ相手の怒りが収まるのをじっと耐えればいいのか。
今日のわたしは、ただ耐えるしかなかった。一方的に話す相手の話をただはい、はい、と首を縦に振るしかなかった。実際、それで相手側は全部話したいことを吐き出せたのか、自然と表情が柔らかくなっていった。
今日あったことを、私は日記に記し、自分を褒め、その時感じた感情を整理した。そして、自分宛に手紙を書いた。自分宛に手紙を書くというのは、しいたけ占いさんがやっていらっしゃるのを真似したものだ。自分宛に手紙を書いたのは小学生ぶりで、その時は確か"20歳の自分"に向けて書いたと思う。
自分宛の手紙を書いて、驚いた。モヤモヤした気持ちがスッと抜けいくのがわかった。今の悩みを打ち明けると、もう一人の自分が味方となり、話をただ聞いてくれる、というとても不思議な気分になった。
これからも必ず不安になったり、誰にも相談できないことが起こると思う。その時はもう一人の自分に手紙を書こうと思う。自分のことを守ることができるのは自分しかいないんだ。
そして、最終目標は自分とベストフレンドになること。
モヤモヤした感情を紙に吐き出すだけでとても楽になることを全世界人に知ってほしい。そうすれば少しだけ、ほんの少しだけ世界が変わると思う。
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