【酒ログ】 一白水成 愛山 純米吟醸 (秋田県南秋田郡 福禄寿酒造)
飲んだ日本酒の記録を残します。
子どもを寝かしつけた後、冷房がキンキンに効いた部屋で本を読みながら酒を飲むのが楽しみの一つです。昨晩は十二国旗の最新刊4冊に手を付ける前に、それ以前の巻を読み返しながら「愛山」を使った「一白水成」を頂いた。「愛山」とは、酒米の名前。最近は「愛山」を使う蔵が増えていて嬉しい。元々は「剣菱」という蔵が守ってきた酒米で「山田錦」や「雄町」といった有名な酒造好適米を祖先にする米だ。粒が大きいと言われる「山田錦」よりもさらに大きく、心白と呼ばれる部分も大きい。この心白が大きいと糖化力の強い麹が出来るらしい。独特の甘みが出て、風味が「ああ、愛山だなぁ」という酒になる。そんな気がする。さて、酒米に「愛山」を使ったこの『一白水星』、旨口なんだけど軽くて後味の引きもいい。美味しいなぁ。後味に酸とアルコールが残るけど、それが爽やかなので嫌な感じがしない。アテ無しでスルスル飲めちゃう。食中酒にも良いと思う。消費税入れて4000円位と普段飲みには少し高いけど、味を考えたらコスパ良し。みかけたら飲んでみて下さい。オススメ。
一白水成 愛山 純米吟醸
秋田県南秋田郡 福禄寿酒造
酒米:愛山50%
日本酒度:+2.0
酸度:1.6
「それって有意義だねぇ」と言われるような事につかいます。