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日本在来馬絶滅の危機

先日武術の稽古の一環として、人馬一体の稽古をしてきました。
動画は、乗馬経験がほぼない状態でスタートした90分後の僕の映像です。

武術の稽古だからといって、初めての乗馬で2時間もしないうちに、いきなり襲歩(しゅうほ)をやるとは思いませんでした。
動画では、駈歩(かけあし)に見えますけどねw

日本在来馬について

ちなみに、僕の乗っている馬は日本在来馬になります。
トカラ馬の「ハナ」ちゃんです。


今日、記事を書いた理由は、実はこの子たちのことを知ってもらいたくて書きました。
みなさんは、日本の在来馬って何種類いると思いますか?


答えは、8種類。
一番有名な在来馬は北海道の「道産子」
その他
岐阜の木曽馬
宮崎県の御崎馬
愛媛県の野間馬
鹿児島のトカラ馬
沖縄県の宮古馬
沖縄県の与那国馬
長崎県の対州馬
です。

日本在来馬絶滅の危機

ところでこの在来馬達、全体で2,000頭しかいません。
そのほとんどが道産子で、道産子以外の在来馬7種類合わせても700頭くらいしかしかいません。

頭数が100頭を切ると血が濃くなりすぎるので、絶滅させないための一つの目安は100頭なんだそうです。

とういうことは、道産子以外の在来馬は絶滅が心配されているということなんですが、すでに30頭前後になってしまった在来馬もいます😭

あ、そうそう、どうしても武士の馬と言うと僕らは「暴れん坊将軍」を思い出しますが(あれ?僕だけ?)、あの映像は見栄えをよくするためにサラブレットに乗っています。
実際は日本の在来馬に乗っていたので、もっと小ぶりな馬に当時は乗っていたんですね。
日本の在来馬は、全体的に穏やかで、日本人が乗るに適したサイズだったとか。
つまり、僕のあの映像こそが、当時の暴れん坊将軍のイメージに近いのです!(それは言い過ぎやろ!)

身勝手な政策

どうして、ここまで在来馬が減ってしまったのか…。

一つは政策によるもの。
明治以降、在来馬は体格が小さいので、より体を大きくするために、外来種との交配を義務付けられました。
在来馬の雄は去勢されたそうで、この時に一気に9割近くまで在来馬が減ったそうです。

違反をすると罰を受けるという中で、それでも在来馬を残すために密かに奮闘していた方達がいて、そのおかげで絶滅することは免れたそうなのですが、さらに在来馬達に困難が襲い掛かります。

彼らが生きていく仕事を見出さなければならない

馬が一頭いたら、
・荷物は運べる
・人も運べる
・畑も耕せる
・草取りをしてくれるw
と色々と仕事があったのですが、それが機械に変わって、彼らが働ける場所がほとんどなくなってしまいました。
それも、絶滅に拍車をかけているのです。

もし、在来馬たちの絶滅を防ごうと思うのであれば、彼らの仕事を見出さなければ生き残れないのです。

ちなみに、僕が小さい時は、トラクターに混じって馬が畑を耕していましたが、現在は馬を飼っている家は全く見かけなくなりました。

馬は犬や猫と一緒の扱い

馬を飼うとなると、結構ハードルが高そうに思えるのですが、扱いとしては犬や猫と同じだそうです。
もっと、複雑は手続きなどが必要だと思っていたのですが、これには僕もびっくりしました。

ちなみに馬に乗る場合には軽車両、つまり自転車と一緒になるようです。

自分達の生活に馬のある生活を

というわけで、何が言いたかったかというと、
「自分がこれからやろうとしている自給自足の生活の中で、働き手として、そして移動手段として日本在来馬に働いてもらおうじゃないか!」
と思ったわけです。

クマ笹などもよく食べるとのことだったので、まさに秘密基地の手入れにピッタリw

馬を飼うとなると、自分たちもそこに住まないといけなくなりますし、命を扱う責任も出てきます。色々とクリアしないといけない課題はありますが、そのうち「秘密基地にくるみなさんを裸馬に跨ってお迎えに行けたらおもろいやんけ!と妄想を抱いています。

全国の畑で再び馬が活躍する日が来ると、素敵ですよね。


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