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呼吸をコントロールすのではなく、まずは呼吸を観る

健康に興味のあるみなさんなら、少なくとも一度は「呼吸法」に触れたことがあるのではないでしょうか?
さまざまな呼吸法が紹介されていると思うのですが、自分の呼吸をコントロールするよりも、もっと大切なことがあります。
それが、自分の呼吸に意識を向ける「観息(かんそく)」です。

都会と自然の中だったら、どっちが悟りやすい?

悟りの状態がどんな状態かと言うことは、みなさんのイメージにお任せするとして、大自然の中に身を置いた場合と人工物に囲まれた都会だと、どちらの方が悟りの状態に近づけるでしょうか?

ほとんどの方が、自然の中にいた方が悟りを開きやすいと思われたのではないでしょうか。
恐らく、その感覚は間違っていません。
人工物は、自然物のごく一部を切り取ったり、真似して作っているので、そこから受け取る情報は自然物に比べてかなり少ないのです。

都会で住んでいる限り、悟りの状態になれない?

では、都会で住んでいる限り、悟りの状態になれないのでしょうか?
たとえ自然の中で悟りの状態になれたとしても、都会に戻ってきたら悟りの状態ではなくなってしまう…。
それだと意味がないですよね。

では、どうしたらいいのか。
自分の一番近くにある、自然物を利用すればいいのです。

自分の一番近くある自然物って?

では、自分の一番近くにある自然物てなんでしょうか?
想像できますか?

そうです、僕たちの体です。僕たちの体は人工物ではなく、自然の創造物です。そう言う観点に立つと、一人で家に引きこもっていない限りは、自然物に囲まれていることになるわけですw

その中でも、最も身近にある自然物が、自分の体ということになるわけです。

呼吸をコントローするということは…

僕たちの体の中でも特に感じとりやすいのが、呼吸になります。心臓の鼓動をを感じたり、血液の流れを感じたりするのは、呼吸を感じることよりも難しいですよね。
だから、呼吸は僕らの最も身近にある自然のリズムと言うことになるわけです。

では、その呼吸をコントロールするということはどう言うことでしょう?
呼吸をコントロールすることで、自然をコントロール、あるいは自分をコントロール、あるいは何か目に見えないエネルギーをコントロールできるように考えてしまうかもしれませんが、実は違います。
意識的に呼吸を変えた時点で、それはすでに自分の今の体の自然な状態から逸脱して、人工的に手を加えられたものになってしまいます。

まずは観息をする

まずは、呼吸をコントロールするのではなく、自分の呼吸を「観息」することから初めてみてください。

  1. ゆっくりと目を閉じる

  2. まずは吸う息に意識を向ける

  3. なれてきたら、今度は吐く息に意識を向ける

  4. なれてきたら、今度は吸う息と吐く息の折り返し点に意識を向ける

  5. それもなれてきたら、最後に呼吸全体に意識を向ける

注意点は、決して呼吸をコントロールしないと言うこと。
ただ、ただ自分の呼吸に意識を向けるようにしてみてください。

これができるようになってくると、変に呼吸をコントロールすることなく、呼吸に意識を向けることができるようになってきます。

呼吸はコントロールしない

さて、最後に呼吸法について少しだけ触れます。
ほとんどの方が、呼吸をコントロールすることによって、呼吸法を実践していると思いますが、その時点で自然な状態から逸脱していることになります。
もし、本当に呼吸法を身につけたいのであれば、時間がかかるかもしれませんが、どのようになったら、あるいはどんなことをしたら、自分の呼吸がどのように変化するかを見つけてみてください。
それが分かってくると、呼吸を自然な状態から逸脱することなく、コントロールできるようになってきます。

まあ、ちょっと偉そうに書いてしまいましたが、僕もまだまだこれは探求中であり、稽古中ですので、実際にこの方法をやってみて、何か面白い気づきなどがありましたら、ぜひ教えてくださいね。



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