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武學

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武学に関するメモ
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#武術

武学は、相手よりも強くなるのではなく、弱くなる稽古

これも、僕が武学を学び始めてから、衝撃を受けた師匠からの言葉の一つです。 だって、「バチバチ体術やってますやん!」「武術って強くなるためのものじゃないんですか?」って思っていたのですが、やればやるほど、自分のことを繊細に感じ取ってコントロールすることの大切や、相手の情報を繊細に感じ取ることの大切が必要だと感じるようになりました。 確かに、格闘技など腕力を使って闘うものは、年をとると共に若者に勝てなくなりますもんね。逆に武術などは、ひょろひょろのおじいちゃん(達人)にはどん

武学の「学」は活学の「学」

お読みくださり、ありがとうございます! 本日は武學メモ! 武学の武については、以前別の方の記事を引用させていただきましたので、今回は武学の「学」についてメモを書こうと思います。 武学の武についてはこちら ↓ 学びには4タイプある「活学」という言葉を初めて聞いた方も、たくさんいらしゃると思いますので、まずは4タイプの学びについてメモを書きます。 学びみには以下の4タイプあります。 ・活学 ・実学 ・死学 ・虚学 それぞれを、図に表すとこんな感じです。 活学は知識を得

200年のデータにアクセスするか、38億年の叡智にアクセスするか

武学を初めてから、武術が自分が思っていたものとは全く違うものだったということに気付かされてばかりです。 武術は自他不敗例えば、自他不敗。 武術というと、相手に勝つというイメージがありますが、実際は違います。元々は暗殺術なので、誰よりも強くなるというのが始まりではあったのですが、例え世界で一番強くなったとしても、その後に待っていたのは…。 暗殺術なので、自分を殺しに来る方法はなんでもあり。毒殺だったり飛び道具を使われたり、一番強くなっても常に命を狙われる状態。 そんな状態で