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乳がん体験記③~マンモグラフィーのカテゴリー

2018年6月22日
仕事ですでに予約が入っている方に変更をお願いして、マンモグラフィーの撮影に。


偶然だけど、受診したクリニックが3年前乳がん検診した場所と同じビルだったので、再度その機関で撮影。
3年前のマンモグラフィーも借りることができた。

その後クリニックへ。
待つことなくすぐに呼ばれ、今日は予定通り女医さんが待っていた。


再びエコーでチェック。
一昨日の先生よりも早く終了。
専門だからか?

 
マンモグラフィーとエコーを見ながら説明。

「〇〇先生は細胞診を、と書いてあったけど、私は総合病院に行って詳しい検査をした方がいいと思います。」と言いながら、写真を見ながら詳しく説明。
でも、素人には、写真を見ても実際よくわからない。

ちょっとヤバイんだな…ということだけわかった。

総合病院は、家から近いところにほぼ決めていた。
その病院の名前を伝える。

「私の勤務している病院は、今患者さんがいっぱいです。あなたの希望するところは、マンパワー、乳腺外科の先生が4人いるから、そちらがいいと思います。」と言って、看護師さんに「M先生の担当日はいつ?」と確認している。
オススメの先生がいるのかな?

どうやら紹介先の先生は女医さんらしい。
この先生も女医さん。
乳腺外科は女医さんが多いのかな?たまたまかな?とぼんやり考えたりした。

看護師さんが連絡を取ってくれている間に、もう一度先生とマンモグラフィー写真を見る。
私が気になった左胸上部のしこりよりも、中心から石灰化しているものが散らばっていることが問題らしい。ちなみに胸の下あたりにももう一つしこりがあるらしい。こっちは心配ないような言い方だった。


思い切って聞いてみる。
「先生から見て、これまでの経験からこの状態はガンですか?カテゴリーだといくつですか?」

『カテゴリー』と言うのは、マンモグラフィー検査において、石灰化の程度や広がりによって5つに分類されるもの。
受診前にネットで少し調べていたから気になっていた。

カテゴリー1は明らかな良性の石灰化であり、数が増えるごとに深刻になっていく。
カテゴリー5なら、マンモグラフィー上の判断で言えば「ほぼガン」だ。

先生は、言いにくそうでもあったが、むしろその態度がわかりやすかった。
「詳しく検査しないとはっきりとはわかりませんが、…カテゴリーは5ですね」


・・・なるほどね。


ちょっと楽天的に考えていた私が、さすがに不味いかも…と感じた瞬間でした。


それでも、あくまでマンモグラフィー上の判断なので、ここから良性だというケースもなくはないらしい。
とはいえ、それなりに臨床経験がある先生の見立てだからなぁ…。
これまで、身体で心配なことがあっても、ほぼ取り越し苦労だったから、今回も~なんて思っていたんだけどな。


総合病院の検査・診察は1週間後。


ほぼクロなら、仕事をどうしよう・・・。
とりあえず、最近たくさん紹介してくださる人には、紹介をやめてもらって、7月後半の予定は流動的にしよう。

すぐ手術ってこともあるのかな・・・?


このころは、仕事に関して連絡はどうしよう・・・どう説明しよう、そんなことばかり考えていた。
しかし、まずは検査。
そこで何ともない場合もあるもんね!
だって、今も何ともないし、これまでも何ともなかったんだから!


脇の下の硬さが余計意識される。

何もないなら、これは一体何なんだろう?
体のどこかに悪いところがあって、腫れてるだけかもしれない!

でも、どこか悪い?
…どこも悪くない…。


ずっと自問自答。


態度にはあまり出ていなかったかもしれないけど、頭の中は激動の日々でした。



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