「顔の毛穴から出る白い皮脂が臭い原因とは？」

2020年12月17日 17:28

こんにちは！
化粧品メーカーで働いている名倉潔です。

顔の毛穴から出るニュルニュルの白く臭い皮脂は、
ついつい絞り出してしまう男性も多いでしょうから、
ヌメヌメ、ベトベトをなくしスッキリしたいですよね。

白いニュルニュルの正体は角栓というものですが、
タンパク質と油で出来ているので毛穴から出ると、
腐った油のような臭いがする人が多いと思います。

酸化した皮脂と常在菌が汚れと混ざり合うことで、、
腐ったタンパク質が腐敗臭を発している状態に加え、
角栓や顔の皮脂の臭いが顔全体に広がってしまいます。

◆臭いの素は空気に触れて酸化する毛穴から出る皮脂

額や鼻のTゾーンの毛穴は皮脂の分泌が多いため、
毛穴から分泌された皮脂が空気に触れて酸化すると、
顔の表面全体の臭いを不快にする原因となります。

また、汗をかきやすいタイプの男性に影響するのが、
汗、皮脂、皮膚常在菌の３つが原因となる体臭ですし、
自分の臭いには麻痺している人も多いので要注意です。

そして、30～40代は一番皮脂が出る時期でもあるので、
自分で気づく前に人に言われてしまうかもしれません。
そうならないために自分に合った洗顔料を使いましょう。

自分で皮脂の分泌を抑えることは難しいですから、
朝晩２回の洗顔を基本とした毎日を過ごしながら、
余分な皮脂を落とし清潔にすることが大切でしょう。

洗顔する際には、パパッとササッとで済ませずに、
毛穴の汚れをしっかり取って、毛穴は引き締める。
それが出来る洗顔料を選んで使い続けてみましょう。

洗顔の際に余った泡で耳の後ろを洗うことも大切で、
お手入れしにくい場所ほど皮脂も溜まりやすいので、
顔の臭いの原因となる皮脂は念入りに洗うことです。

洗顔後に毛穴に見られる白いポツポツの正体は角栓です。
肌の古い角質と、毛穴の奥の皮脂腺から分泌される皮脂が、
混ざり合って固まったもので、7割が角質、3割が皮脂です。

角質は、肌の新陳代謝により剥がれ落ちる古い角質細胞で、
肌の一部である毛穴も同じように新陳代謝を繰り返すので、
常に古い角質が生じることは健全な状態と言えるでしょう。

皮脂は、肌のバリア機能を保つために皮脂腺から分泌され、
正常な肌であれば角栓が出来ることは自然なことであって、
臭いの素になる角栓自体が悪いというわけではありません。

食生活を見直し、皮膚の乾燥を避け、ストレスを軽減する。
これだけでも、過剰な皮脂の分泌を抑える手助けとなります。
そして、顔の雑菌は定期的に洗顔することで解決できます。

皮脂の分泌が増える原因となる脂肪分の多い食事や、
糖分の多量摂取に気を付けることもとても大切ですし、
顔表面の脂分が酸化することでも臭いが発生します。

肉や揚げ物などは皮脂を増加させ酸化も早めますから、
野菜中心にして、適度な運動で汗をかく生活をすれば、
汗が、毛穴に詰まった余分な皮脂も流してくれます。

・毛穴から分泌された皮脂の酸化が顔表面の臭いになります。

・お手入れしにくい場所ほど皮脂も溜まりやすいのです。

・臭いの素になる角栓自体が悪いというわけではありません。

・肉や揚げ物の多い食生活は皮脂を増加させ酸化も早めます。

・食生活や日常のケア以外にも日々の洗顔もとても大事です。

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名倉　潔

貴重なお時間を使って、最後までお読みいただきありがとうございました。あなたが、健やかな心で楽しく過ごせますよう、心からお祈りしています。