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適応障害と診断されるまで ~その2~

その1から日にちが空いてしまいましたが、続きです。

1.当たりが強くなってきた

いつ頃からかは思い出せませんが(椎間板ヘルニアで1ヶ月近く休職後、2020年6月に復帰してからだと思います)、ボス(正規職員)の注意(お小言?)が増えてきました
いちいち注意されるのは辛かったのですが、いつまでも仕事の遅い自分が悪い、このままでは一緒に仕事する先輩にも迷惑かける。
「私はいなくなるのだから、しっかりしなさいよ」というボス(正規職員、2021年3月末定年)の愛の鞭だと思って耐えていました。

しかし、これが「愛の鞭」と捉えられなくなり、とてつもないプレッシャーとなっていきました。
いつからか、「承知しました(わかりました)」「申し訳ありません(すみません)」ばかり言うようになっていました。

2.ここには心開ける人がいない

この園の慣習なのか、前日休んでいた人は朝や午後のミーティングで「昨日はお休みありがとうございました」とお礼を言います。
突然休んだわけでもないし、長期お休みでもなくそういうシフトなのに、いちいちお礼を言うことに私はずっと違和感を持っていました。
転職歴の多い私ですが、今までそんな職場には一つも出会わなかったし…。
そもそも、調理員の私が休んでも保育士さん達には何の影響もないし、調理の二人だけに言えばいいかなと思っていました。
とはいえ、頑なにミーティングでお礼を言うのが嫌というより、単に言うタイミングかいつもわかりませんでした。
5月に休職した時は、さすがに菓子折りと共にお礼は言いましたけど…。

いつ頃言われたかこれも忘れてしまいましたが、ボス(正規職員)に「小耳に挟んだんだけどね、お休みありがとうございましたってちゃんと言った方がいいよ。園長先生だってちゃんと言ってるんだから…。」と言われました。
小耳に???
ミーティングには、調理からは一人しか出席しません。
私が言ってるかどうかは、ボスにはわからないはずです。
ということは、保育士(恐らく正規職員)が私の悪口を言っているのを聞いたか、誰かがボスに悪口を言ったか…。
どちらにしても、周りの人間に不信感がいっぱいになってきてしまうのでした。

3.手術が必要に…

2020年12月、以前から気になっていた症状(ぶっちゃけますと痔です…)で病院に行きました。
命に関わるものでもないし、緊急性もないけれど薬だけでは治ることのない手術するしかないレベルでした。
痔の手術なんて日帰りで出来ると思ったのに、入院&手術&自宅安静で最低2週間も休まねばならず、さっさと手術したかった私は園長とボスと先輩に相談しました。
しかし、ボスは不快感を露わにしました。

調理は基本2人での仕事なので、私が休めばボスも先輩も休みづらくなるし、どちらかが休む場合は保育士が手伝いに入ることになります。
ボスは定年間近なので、有給休暇を消化しなければならず今更休みの予定は変えられないと…。
園長の希望としては、ボスのいるうちにお願いしたいとのことでした。
4月からは新入園児もいてバタバタするし、職員も異動等でメンバーチェンジの可能性もある。
何より、正規の調理がどんな人かも(ベテランか新人かも)わからない。
来年度以降なら、落ち着いてきた夏(2021年8月)以降で…と。
私はボスがいなくなってからの方が良いと思い、園長と先輩にはとりあえず入院&手術は先送りすると伝えました。
この時、ボスは数日休暇を取っていたので、LINEで「入院&手術はしばらくしません」と報告しました。
手術&入院するのはボスがいなくなってからのことだし、迷惑をかけるわけでもないし、この話はこれで終わり…。
そう思ってしまった私は、浅はかな愚か者でした…。
ここから辛い日々が始まるのに…。

4.基本的に無視されるようになりました

ボスが出勤してきた時、改めて直接の報告をしなかったのです。
それがボスの逆鱗に触れました。
社会人としての常識がない!!」と…。
この日から、挨拶と仕事最低限必要な会話しかしてもらえなくなりました。
帰り際に「言葉足らずで申し訳ありませんでした。」と謝罪しましたが、「別に謝ることじゃないんで…。」と面倒くさそうに言われました。

同じ頃、仕事帰りに転んで足を挫き骨折(ひび程度です)しました。
幸いなことに痛みは少なく歩けましたので、仕事を休む必要はなさそうでした。
園長・ボス・先輩に報告しましたが、ボスからは「出勤するからには、一人前と思ってやってもらいます。」というお言葉を頂戴しました。
正論ですが、背筋を凍る感じがしたのを今でも覚えています。

5.不調が出始める

ボスは雑談しながら仕事をするタイプでしたが、私とは本当に一切喋らなくなりました。
黙々と仕事し、必要なことは指示するというスタイルになりました。
先輩にはいつものように雑談していましたので、あくまで私と話さないつもりのようでした。

こうなってしまったのは自分に非があるので、仕方ない…耐えようと決めました。
しかし、日に日にいろいろなことがプレッシャーとなり、ミスなくやらなければと思えば思うほどミスをする…。
ボスの有能な秘書(?)である先輩も心の開ける人ではなく(そもそも、この園にはそんな人いないことがわかった)、4月から別の正規調理員が来ても無理だと感じるようになりました。

年末年始にまとまって休んだせいか、年明けは地獄でした。
翌日出勤と思うと、決まってお腹が痛くなりました。
仕事から帰ると、時々頭痛に悩まされました。
秋に来年度も更新しますと意向書を提出しましたが、取り消したいと2021年1月12日、園長にお願いしました。
つまり、年度末(2021年3月末)で退職したいと伝えました。
この時点で園長には「元々調理の仕事が苦手」で「続けていく自信がない」とだけ伝えました。
園長は「また今月中にお話聞きますね」と、この日に退職は決まりませんでした。


また長くなりましたので、続きは後ほど…。
だいぶ詳細に書いてしまいましたので、身バレするかも…(汗)

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