「7月1日」で思い出す、昔流行ったなつかしいもの
今日からいよいよ7月。そこで「7月1日に起きたこと」を調べていたら、けっこう懐かしいアイテムについての話題がありました。今回はそれを取り上げようと思います。
ポケベル
1968年の7月1日に電電公社がポケットベル(ポケベル)のサービスを開始したそうです。意外に歴史古いんですね。
高校生や大学生の間でポケベルが流行っていたのがもっと後の時代になってからなので、てっきりそのあたりに作られたものだと思っていました。
え?「『電電公社』とか『ポケベル』って何だ?」って?
あー、やっぱり……今の若い人だとピンとこないですかね。特に物心ついたときにはもう携帯電話が世の中に当たり前に存在していた、今の10代・20代の人にとっては「ポケベル」とか全然聞き覚えがないでしょうねぇ。
まず「電電公社」っていうのは日本電信電話公社の略で、NTTの前身である会社のことです。
そして「ポケベル」とは……「メッセージを受信するだけの機械」です。
「は?受信するだけ?送れないの?」て……思いますよね。そう、送れはしないんです。でもそれだけでも便利だったんですよ(と言ってますが、実際のとこ僕はよく分かりません。使ったことないので)。
メッセージは普通の電話機とか公衆電話から送る形になります。しかも文字は送れません。数字だけです。
数字を語呂合わせのような感じにして相手にメッセージを送ります。例えば「おはよう」だったら「084(オハヨー)」という感じに。流行っていた当時はカップルや友達同士でこんな感じにやり取りしていたようです。
スマホなどで普通にメッセージのやり取りができる今から考えると、ほとんど「スパイの暗号」ですよ。
まぁ携帯電話のない時代ですから。これがあるだけでも良かったんでしょうね。
ウォークマン
「ウォークマン」と呼ばれる携帯型カセットテーププレーヤー。それが発売されたのが1979年の7月1日だったそうです。
え?今度は「カセットテープって何ですか?」て?うーん、やはりそうなりますか……。
「カセットテープ」というのは音楽の記録メディアのことで(正確には音楽だけではないんですが……)、CD(コンパクトディスク)が出る前によく使われていたものです。音楽を聞いたりする他、自分の声を録音したりするのにも使われていました。
そういった「カセットテープ」で音楽を聴くには、一般的にはラジカセと呼ばれるものやそれ以上に大きな音楽プレーヤーが必要だったわけですが、そういったものを使わず外に持ち出して通勤時や通学時に音楽を聴けるということで大ヒットしたのが「ウォークマン」なわけです。
実は「ウォークマン」はその後も時代時代に合わせて形を変えて存在しています。CDが流通した頃にはCDプレーヤーとして、その後はMDやmp3プレーヤーなど。今でも新商品が出ていますね。
僕はカセットテープタイプの「ウォークマン」は使ったことがないですね。親が通勤時に使ってたかな……。
当時としては携帯できる音楽プレーヤーはかなり画期的なものでしたが、それ以上にCMも話題になりましたね。サルが聴いてるやつです。
今ではスマホで音楽を聴くのが当たり前のようになってしまいましたが、「ウォークマン」をはじめ携帯型音楽プレーヤーには昔はよくお世話になったものです。
いかがでしたでしょうか。「なつかしい」と感じる方もわりといらっしゃるのでは?
今回紹介したのはどちらも時代の流れに従って消えていったもの。もしかしたら今あなたが当たり前に使っているものも、いずれは「こんなのあったねぇ」と思うときがくるかもしれませんよ。
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