男だって夏は「浴衣」を着たい 「浴衣」デビューの参考に
7月に入って暑さは増してきている感じですが、どうにもジメジメしていけませんね。今年は例年に比べると「雨が少ない梅雨だった」という印象がありますが、それでも湿気は感じられ、「不快な暑さ」が続いている気がします。
早ければ来週にも梅雨明け、とのことなのですが実際はどうなりますやら。
さて、そんな夏の日が続いているのですが、そろそろ本格的に「夏の準備をしたい」と考えていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
夏のための準備というと、「水着」だったり「浴衣」だったりがあるかと思います。
一昨年くらいまでは、やはりまだ自粛ムードが世の中にあったのでなかなかこういったものを使う機会はなかったかと思うのですが、去年の夏ぐらいからは「夏祭り」も一定のルールを設けて開催される場所も多かったような気がします。
今年はマスクを外してよくなったということもあり、さらに「海・川での遊び」や「花火」「夏祭り」というものに出かける機会は多くなることでしょう。
というわけで今回はその中でも「浴衣」の準備について話していければと思います。僕は男なので、男性目線での「浴衣」選びには参考になると思いますが、女性の浴衣選びとは少し違うものになるであろうことはご了承ください。
ネット通販でOK
服をネット通販で買うと失敗してしまうケースもよくあるのですが、こと「浴衣」に関しては僕は通販で良いと思っています。
近くに「浴衣」を扱っているお店があれば良いのですが、実際はなかなかありません。呉服店に行っても良いのですが、そういうところで扱っている「浴衣」は立派すぎるというか、極端に高いものが多いです。
また、季節ものとして置いてるスーパーやデパートもあると思いますが、そういうところだと柄のバリエーションがほとんどなくて、気に入るものが見つからないこともあると思います。
特に初めての「浴衣」であれば何を買っていいか分からないということもあると思いますので、ネットで「〇点セット」のようなものを買うで良いと思います。
サイズはくれぐれも間違えないよう、注意してください。ここを間違えると足首が見えすぎて「つんつるてん」になってしまったり、長すぎて歩くときに引っ掛けてしまうことになります。
「浴衣」一式必要な物
「浴衣」を着用するのに必要になるのは以下の3つ。
浴衣
帯
腰ひも
になります。
「腰ひも」は無くてもいいとして「2点セット」で売られている商品もあるのですが、着崩れしないようしっかり締めておくには「腰ひも」は必要になると思いますので、こちらがセットになったものを買うか、別売りの「腰ひも」を忘れずに買うようにしましょう。
また「帯」については今では「ワンタッチ角帯」というものがあります。
しっかりした「帯」をきちんと形を作りつつ巻くのはなかなか難しく、技術も必要となってきます。しかしこの「ワンタッチ角帯」はあらかじめ形になっているものをマジックテープで止めるだけのものとなっていますので、一人でも巻きやすく、形も綺麗に見えます。
「浴衣」の着付けをやってくれる人が周りにいれば良いですが、なかなかそうはいないもの。「どうしてもちゃんとした帯じゃないとイヤだ!」というのでないなら、「ワンタッチ帯」の商品をおすすめします。
あとは必要ではないけれど、こだわりのある方のアイテムについてのあれこれを。
扇子
団扇でもいいですが、浴衣ならやはり扇子ですね。
今の時期ならいろんな場所で売っているのを見つけることができると思いますが、気に入った柄を探したいならやはりネットのほうが早いと思います。
巾着もしくは信玄袋
浴衣姿にバッグやカバンだとちょっと変な感じに見えてしまいますね。とはいえ、スマホや財布を持ち歩くには何か入れるものが必要……ということで、ここは巾着か信玄袋を用意しましょう。
個人的には男性であれば信玄袋のほうが「いなせ」な感じがしますね。
下駄
セットで買うと付いてくることの多い「下駄」ですが、これは正直いらないと思っています。
「ガランガラン」とけっこううるさいですし、階段も歩きづらい。しかもほとんど履かないわりに下駄箱のスペースも取ります。
履物としては、普通に夏用のサンダルで良いと思いますよ。
こんなところでしょうか。
色や柄なんかは自分が良いと思うものをじっくり探してみてください。男性用の「浴衣」は女性用に比べるとバリエーションに乏しく思えるかもしれませんが、それでもちゃんと探せば模様ひとつとってもいろいろなものがあります。
気に入ったものが手に入れられたら着たくなるはず。
この夏はぜひ「浴衣」を着て出かけてみてください。
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