見ているとお腹がすく アニメ「異世界食堂」の魅力
久しぶりにアニメの紹介・感想といったところで記事を書こうと思います。いつもの僕の記事ですので、新作のアニメを見ての紹介・感想ではなく、少し古めのアニメになります。
最近になって見返しているそのアニメは「異世界食堂」。こちらはシーズン2にあたる「異世界食堂2」もあります。もともとはライトノベル原作で、2017年に公開されていたアニメです(「2」の方は2021年公開)。
内容としては、現代日本の技術を異世界、いわゆるRPGや物語なんかに出てくるファンタジー世界に持っていったらこんな感じ、という異世界モノとしてはわりとよくある設定です。そしてこの「異世界食堂」では、“料理”をテーマとして異世界の人々の反応を見て楽しむような作品になっています。
この“料理”をテーマにしているというところがこの作品の大きなところで、このアニメを見ていると、出てくる料理を今すぐにでも食べたいと思ってしまうほど本当に美味しそうで困ってしまうくらいなのです。
食事をしながら見るのでもいいのですが、その場合は自分の食べているものと目の前のアニメの料理とのギャップで苦しくなってしまうことも……。
本当に“食欲をわき起こさせてくれるアニメ”なんです。
また、物語自体には時間の経過が描かれ、登場人物たちの関係も少しずつは変化していくのですが、基本的には1話から続けて見ていないと分からなくなるような“続きもの”ではなく、1話ごとにエピソードが完結する“1話完結型”。これのおかげで、見るたびに新しい人物が登場し、そこに纏わるエピソードが終わるのを見ていくという子供の頃に毎夜本を1冊読んでもらっているような、そんな感覚が味わえるところも良いところだと思います。
異世界モノとは言っても、舞台となるのは実は日本に存在する料理屋。出てくるキャラクター達もRPGで御馴染みの面々ではあるものの、そこには血みどろの戦いやややこしい権力闘争もありません。
ほっこりできるような異世界モノをお望みでしたら、ぜひこの「異世界食堂」を見てみてください。
一つだけ注意が。
深夜帯に見るのはやめておいたほうがいいですよ。ついつい食べ物に手がのびて困ったことになってしまうかもしれません(笑)。
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