「Sea of Stars」って?まだ知らない人向けにこのゲームが話題になっている理由など
「Sea of Stars」というインディーズゲームがリリースされて少し話題になっています。
なっていますが……どうやらこのゲームについてはまだまだ知らない人の方が多いらしく、タイトル名だけ聞いても「何それ?面白いの?」という返事が返ってくることがほとんど。なんだったらベセスダ社がXbox向けに今月発売予定の大作ゲーム「Starfield」と間違われることもあり、「ああ、あれ!なんかすごいんだってね。Xbox買ったほうがいいかなぁ?」などと言われることもあります。
せっかく話題になっているこのゲームが、まだ正確に知られていないままというもの勿体ない気がしますので、今回はこの「Sea of Stars」について全く知らない人向けに紹介しようと思います。
なぜ話題になっているのか?
リリースされたばかりのこの「Sea of Stars」がなぜ今話題になっているのか?
ズバリそれは、あの名作RPG「クロノトリガー」の雰囲気を感じられるゲームだからです。それはもうゲームの紹介トレーラー映像を見れば明らかです。
それもそのはず、開発をしているところがスーファミ時代などの90年代RPG(とりわけクロノトリガー)にインスパイアされ、それへのオマージュを込めて作ったのが本作だからです。
そのため、「クロノトリガー」をプレイしたことのある人が見れば、
「これ(笑)。まんまアレじゃん」
という印象を持つ反面、知らない人が見ると単なるレトロ風ドットRPGにしか見えないという両極端な反応を持たれることでしょう。
スクウェア(※現、スクウェア・エニックス)の出したRPGの中でも「クロノトリガー」はかなりの人気のあるゲームで、ファンからは今でも続編が待ち望まれているほどです。
そんな「クロノトリガー」へのオマージュが感じられるこの「Sea of Stars」は、ファンからすると「『クロノトリガー』ではないけれど、それの新作っぽく遊べるRPG」として、今とくに話題になっているわけです。
本家「クロノトリガー」の作曲をした人が楽曲を提供している
「クロノトリガー」のBGMをメインで作曲されていた方は、光田康典さんという方で、続編である「クロノクロス」の曲も作っておられます。
その光田さんが、この「Sea of Stars」の作曲にも参加しているそうなのです。
※メインの作曲者は別におられるとのこと。
「クロノトリガー」はそのBGMも高い評価を受けた作品。その本家の人が楽曲を提供しているというのも、この「Sea of Stars」の話題作りに一役買っていると思われます。
ゲーム自体の評価は今後次第
「Sea of Stars」のSteamでの評価は、現在のところ「非常に好評」が900件超えとなっています。
ですが、SteamとPS系では8月29日、ニンテンドーSwitch向けには8月30日にリリースされたばかり。クリアまでの総プレイ時間は20~30時間と言われていますので、しっかりと遊びきって評価をしている人はほんの一握りだと思います。
今は「クロノトリガーのオマージュがある」ということで「非常に好評」とする人が多いと思いますので、正確な評価は1週間後、2週間後くらいになってから出てくるのではないでしょうか。
価格はそこそこします……
「Sea of Stars」、提供するプラットフォーム毎に価格がバラバラです。
Steam版:4,000円(※9月5日まで3,600円)
PS4・5:4,070円(ゲームカタログの対象ソフト)
Switch:4,400円
なぜかニンテンドーSwitch版だけちょっと高めですが、まぁ大体4,000円前後です。インディーズゲームとしてはけっこう高めな値段設定ですね。
「クロノトリガーみたいなゲームを今すぐに遊びたい!」という人でなければ、セールを待ったほうが良いかもしれませんね。
またPSのサブスクサービス「PS Plusエクストラ」以上のプランに入っている人であれば、本作品はゲームカタログの対象ソフトになっていますので無料で楽しむことができます。既に加入済みの方はお試しで遊んでみるのも良いでしょう。
以上になります。
僕自身まだ未プレイの状態ですので、ゲームの内容や触ってみた感じといったところで紹介できる部分は無いのですが、「Sea of Stars」を全くノーチェックだった、という人にはなんとなく分かってもらえたかと思います。
「クロノトリガー」のファンの方であれば気になる作品、かもしれません。
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