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DVD再生機として使っていた人も多いはず 3月4日はPS2が発売された日

平成1234日。

この「1234」というゴロ合わせの日に発売されたのが、プレイステーション2、通称「PS2」です。初代プレイステーションの発売日は「123」など、SONYはよくゲームハードの発売にこういうゴロ合わせを使っていましたね。

このPS2、発売してからしばらくはまだそんなに専用ソフトも揃っておらず、初代PS(以下、PS1と称す)と互換性もあったことから、PS1のゲームをそのままPS2で遊んだりDVDを見たりといったことに主に利用されていたように思います。

それでも発売日に合わせたネットの予約注文では、接続者が殺到し購入ページがうまく開けず買えたり買えなかったりなどで大変なことになっていたのを今でも覚えています。しかもあの頃はまだ「光回線」なんてない時代でしたからね。


僕と言えばこのPS2に関してはPS1のときのような「発売日に買おう!」という熱意はなく、「まぁ買えたら買おうかな」くらいのスタンスでいました。PS2の能力の高さはなんとなく見てとれたのですが、当時はまだPS1のゲームでも十分遊べていたし、DVDと言われてもピンと来なかったからです。


それでも一応は気になるのでPS2の予約注文サイトを覗きにいったところ……

「ただいま混みあっております。しばらく経ってから再度ご確認ください」

という、今となっては慣れてしまったサーバーの混み具合。あの頃は「F5キーを何度も押下する(ページ更新)などの行為はおやめください」などの注意文言も無かったと思いますので、さらにめちゃくちゃなことになっていたのだと思います。

結局僕が買えたのはそれから1ヵ月後のネット予約注文のとき。
(※発売日以降は、「2週間後発売分の予約を受け付けます」というのを1週間ごとくらいにSONYが行っていたのです)

初めは「そんなに購入意欲がない」などと言っておきながら、買えたときはちょっと嬉しかったですね。「予約競争を勝ち抜いた!」みたいな気持ちがあったんだと思います。

ただ実際は……このくらいの時期からわりと普通に購入できるようにもなっていたんですけどね。当時は「転売ヤー」なんてのもそんなにいなかったし(転売するにしても売る“場”がなかったので)。

最初に買ったPS2ソフトはリッジレーサーファイブ。

リッジレーサーは基本ですね。ただこれ……ほとんど遊ばなかったなぁ、もったいない。


結局PS2は、DVD再生機として活躍することになるのでした。

当時、映画のDVDなどは1本3,000円から4,000円くらいだったのでそんなにポンポン買えはしなかったのですが、ちょうどDVDのレンタルが始まっていましたからね。

アニメのDVDなども借りてきては、

「おお綺麗……な、気がする!」

と思いながら見てました(笑)。

世の中にDVDを広めた要因の一つには、間違いなくPS2が入っていると思いますね。


その後、ゲームソフトが出揃ってきてからはけっこう買って遊びました。

「鬼武者」シリーズ、「FF10」、「モンスターハンター」シリーズなどなど、いい思い出ですね。


それから数年経ち、DVDはブルーレイへと移行。まぁDVDも無くなったわけではないんですが……いやぁこのへんの時代の移り変わりは早かったですね。

今ではネットの配信で映画一本を綺麗な映像で見れるってんですから。


この先5年後10年後はどうなっているのか分かりませんが、DVDの普及に貢献したこのPS2、間違いなく“単なるゲームハードに留まらないゲームハード”だと言えると思います。


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