修学旅行以外で初めて東京に行ったけれど、インプット量が多すぎて器が壊れた

どうしたら何者かになれるのか。
かっこいい音楽を聴いても、お洒落な服を着ても、素敵な家具で部屋を飾っても、それらは全てアーティスト、デザイナーのセンスがいいだけ (レコーディングエンジニアやパタンナーが頑張ってますみたいな話は抜きにして)。
良いものに触れて僕の心が動こうが、環境問題は無くならないし、気になるあの娘が笑顔になるわけでもない。

作家・浅井リョウの著書に「何者」という作品がある。以下はその一節。

「いい加減気づこうよ。私たちは、何者かになんてなれない。自分は自分にしかなれない。痛くてカッコ悪い今の自分を、理想の自分に近づけることしかできない。みんなそれをわかってるから、痛くてカッコ悪くたってがんばるんだよ。カッコ悪い姿のままあがくんだよ。だから私だって、カッコ悪い自分のままインターンしたり、海外ボランティアしたり、名刺作ったりするんだよ」

現状を打破するには理想のインプットだけではダメで、確固たるアウトプットが必要である。
自分の中から出さなきゃ、何も始まらない。
他者の評価は要らないって自分の中で満足するだけなら、この文章だってルーズリーフの端にでも書けばいいわけで。
でもそうじゃない。

僕は0から1 (もしくは1から100) を生み出して、希望を作りたい。
皆じゃなくていい、どこかの誰かが笑顔になるような。
たった一人、大切な人の生活を彩るようなものを。

それを弊社の研究職で実現する。
そのために就活したんだから。

それでは、また。

いつも応援してくださる皆さまのおかげで僕は元気です。本当にありがとうございます。