できる人になりたい

2019年12月20日㈮

 今日は大学院の日で、学位診査の主査の先生へ書類をお渡ししにいくという重大任務を果たした。

 大学院というと、よく『まだ学生なの?』とか『勉強好きなんだね』とか不思議がられることも多い。大学院に行ってるといっても、歯学部を卒業して歯科医師免許はもっているので普通に働くことはできる。医師や歯科医師で何年か働いてから大学院に行って研究をして学位を取得するというのは実はそんなにめずらしくない。

 大学院にいこうと思ったきっかけや研究生活についてはまたこんどじっくり書こうと思うので、ひとつ今日驚いたことを記録しておこうと思う。

 私は大学院の最終学年で一応今年度修了見込みで、今最終段階にある。修了には『学位審査』といって審査委員の先生方の前でプレゼンをして、合格をもらわなければならない。審査委員は教授や講師などお偉い先生たちで構成され、リーダー的な役割の主査の先生と、その他に数名いる。昨日その審査委員の先生方が発表されて学位審査が行われる前に書類を渡しにいくことになったのだが、突撃するわけにはいかないので事前にアポをとる必要がある。夜中にメールを送るのも失礼だろうと思って、昨日の夜にメールを作っておいて今日の朝7時に自動送信するように設定しておいた。

 お忙しい先生たちだから返信はゆっくりだろうな~と、悠長に考えていた。9時ころスマホをチェックすると大学院用のGmailに新規メールが来ていた。教授含めて送って2時間で返信があった。見ず知らずの学生相手に、数日以内の具体的な日時が書かれていた。(主査の教授の先生に至っては本日午後!)

 緊張しながら午後4時面会のお部屋に通された。さすがに待たされたが、かえって緊張がほどけてよかった。(笑) 学位審査の日程調整のことや書類のことなど丁寧に説明していただいた。教授なのに1ミリも偉ぶるかんじもなく、むしろこちらに色々と気遣ってくださり、最後には『お待たせしてしまって申し訳なかったね』とまで言っていただいて恐縮してしまった。

 めちゃめちゃ忙しい先生方なのにすぐにみなさん返信してくださったのには本当に感動してしまった。やっぱり仕事のできる人って、忙しいとか関係なく、めちゃくちゃ仕事が速い、のをあらためて感じた一日だった。私は提出物とかつい後回しにしちゃう性格だけど、実際に人に早く対応してもらえるとほんとうに感謝だし、できる人は素敵だし、自分もそうなりたいと思った。

 明日はお仕事なので、ちょっと掃除しておふろに入って早く寝ないと!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?