サービス精神旺盛

 ハッキリいってライオンズバッテリーは若すぎる。それは年齢ではなく相手打者から厄介と思われていない、という意味でだ。
 今日のZOZOマリンスタジアムでの対千葉ロッテマリーンズ戦、先発の髙橋光成投手は毎回のように三振を奪い、5回途中まで8つを奪っていた。特に序盤はフォークが面白いように落ち、相手打者のバットが空を切っていた。
 ところが中盤になり、そのフォークの精度が少しずつ落ちてくると5回に藤岡選手にフォークを狙い打ちされ、同点にされてしまった。するとライオンズバッテリーは明らかに浮き足立ち、もう持ってる玉全部出し尽くしました、とばかりの状態になってしまい、後はロッテ打線のバッティングピッチャーになってしまい、安田選手に2年ぶりのホームランまでプレゼントするサービス精神旺盛っぷりだった。
 かねてから彼含め、今井投手などライオンズの時期エース候補、などと呼ばれる事がある。私が思うエースとはローテーションをきっちり守り、長いイニング数を稼げる事。そしてこれこそ最も重要だが大事な試合にチームもファンも納得して送り出せる存在感、これがエースだと思う。残念ながら今のチームにそういう存在はいない。
色々な意味で若すぎるライオンズバッテリー、闇は深い。

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