エースと呼ばれる投手が悪い点の取られ方

 2試合連続で不甲斐ない投球をしていた髙橋光成投手は初回2回こそ三者凡退(2回は四球からの併殺)で切り抜けたが、3回藤岡選手に12球粘られた末に歩かせ、柿沼選手にはストレートの四球、その後荻野選手に犠飛と無安打で先取点を奪われてしまった。その裏一死後、愛斗選手がセンターオーバーの二塁打を打ったが三塁を陥れようとして憤死、同点に追いつくチャンスを逃した後の重要な守りでまたしても先頭の角中選手を歩かせ追加点を献上してしまった。
光成投手は126球のうち空振りが8つしか奪えておらず、それがくさい球を悉くカットされ根負けして歩かせてしまう、といった具合だった。それが6回で四死球5つという結果になり、上記で上げた藤岡選手の他にも4回先頭の角中選手にも10球粘られた末の四球であった。まさかとは思うが髪の毛を切って成績も尻すぼみ、なんて事になったら困る。かつてナリタブライアンが三冠を達成した年に彼のたてがみが某テレビ局のオークション番組に出品されそこから成績が下降していったのをふと思い出した。
攻撃の方も先に上げた愛斗選手の走塁死は痛かったのと、光成投手が5回6回と三者凡退に切り抜け、1番から始まる絶好の流れで全ての回で1点も取れなかったのは非常に痛かった。特に7回は無死二塁一塁、8回は一死満塁で得点をあげられなかったのは勝負あった、という感じだった。
そして出ては四球か一発被弾かを繰り返す宮川投手は今は一軍で投げさせるレベルではない、下でしっかり鍛え直すべきだと思う。

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