教員リンチ問題

 連日、兵庫県の東須磨小学校でおきた教員同士による、いじめと言うには甘すぎる拷問がおこなわれていたのは皆さんの知る所だと思う。詳細については再三TVで放映されてるので割愛する。

 私がここで問題にしたいのは「やり返せる事ができたはず」みたいな意見が見受けられる事だ。恥を偲んで言うが私も中学時代に部活動内で暴力によるいじめを受けていた。人間とは不思議なもので1度そういう目に合ってしまうと全てにおいて自分が悪いのではないか、と思い自分ではない他者に対して言い返そう、やり返そう、という心理にならず自分自身に向かってしまうものだ。

きっと東須磨小学校の被害教師も自分を痛めつける先輩教師ではなく自分自身を責めたのではないか?

私自身はたまたま運良く、文章を書いたりする趣味みたいなものができて少しずつ過去を忘れ去る事ができた。男性教師も子どもたちに手紙を書きながらその忌々しい過去をリセットして、危害を加えた教師より幸せな人生を歩んでいい先生になってほしい。

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