野球で金をもらってはいけない

 今日はコロナ100人台と言われても驚かなくなったのと同じ位味方の援護点を吐き出してKOされる今井投手には驚かなくなったが、さすがに今回のは目に余る行為だ。昨日ペイペイドームでおこなわれた福岡ソフトバンクホークス戦において山川選手のホームランなどで4点の援護点をもらいながらそのリードを守りきる事ができず5回途中4失点でKOされた。
 試合後「申し訳ない」とコメントしたらしいがそんな言葉とは裏腹は愚行を犯していたことは皆さん周知のとおりだ。
あろうことか青木愛さんのInstagramに試合の時間、それも自分の尻拭いを他の投手が懸命にやっている時にいいねをつけていたというのだ。

普段プライベートで何をしようが球団や社会に迷惑をかけない限りいいだろう。しかし試合中、それも不甲斐ない投球をした後にこれでは多くのファンが怒るのも無理はない。
 私事で恐縮だが、そして今回の件と比べるのもどうかと思うが、以前電話営業の仕事をしていた時に周りの人たちが結果を出してる中、中々思うような成果が出なかった時に段々電話をかけるのが億劫になり、資料を集めたりとか別の事で時間を費やし、仕事をしている気になってしまっていた事があった。その時、他の人と自分の電話越しの話し方の違いとかそういうものをしっかり見つめないといけなかったのに私は違う事をして自己満足、現実逃避に走っていた。これは今となっては反省している。
 以前読売巨人軍、ニューヨーク・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんが、兎に角自分にウソをつかない、ホームラン○本打つ、と目標を掲げても相手も打たれまいと研究をしてくるからその数字が達成できないかもしれない、でも1日必ず500回素振りをする、という目標は自分の心がけで達成できる、と。この言葉を聞いて彼が数字を残せた意味が本当の意味で分かり感銘を受けた。
 今井投手もプロで飯を食っているなら24時間野球の事を考える、そんな年を石の上にも三年、位の気持ちでやってもいいのではないだろうか?

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