諦めたような雰囲気

 まだまだ諦めていない、1戦1戦戦っていくだけ、言葉だけならいくらでも言える。ただその中身が全く伴っていないのが問題だ。
 昨日(15日)も今季苦手の下位を低迷している北海道日本ハムファイターズに完敗、球数を稼がれたあげく簡単に先制点を許し、ホームランで追い上げたと思ったらまた中押し、だめ押しを取られるという見事な負けっぷりだった。正直CSだのなんだの寝言は寝てから言ってくれ、という思いだ。
 そしてそんなダメダメな試合展開を象徴するように相も変わらずブルペン運用もダメダメなものだった。ニール投手が早々にKOされたのは誤算だったが、何故平井投手に回跨ぎさせる必要があったのだろうか?これはTwitter上でお世話になってるtthg1994さんや、横好きさんも指摘している。因みに昨日の段階で今月既に106球投げている。そして本来なら月曜日に先発をする予定だったわけで肩の作りも普段のリリーフの時とは多少なりとも違うはずだ。その状態の彼を2日連続で回跨ぎさせる意味が分からない。それなら昨日の時点で1週間空きがある宮川投手、そして小川投手とで複数イニング投げさせるべきではないだろうか?
そういえば横好きさんが今年の平井投手に関して去年の「酷使」から「乱用&酷使」になってるのでは?という指摘があった。だとするなら監督が投手起用については交代含め全てコーチに任せていると言っていた。だとするならその乱用&酷使が事実なら去年散々批判を浴びていた小野コーチ時代よりも悪い事になる。
しかしそれもこれもベンチに敗戦処理やロングリリーフの概念がないのがいたすぎる。十亀投手なり経験値のある投手を何故上にあげないのだろうか?ひょっとしたら既に諦めモードに入っているのではないだろうか?というのは入れ替えの問題だ。去る11日、10日に先発した榎!田投手の代わりに一軍にあがったのが新人の松岡洸希投手だった。今うちの先発ローテーションにはまだ経験に乏しく最近は苦しい投球が続いている新人の浜屋投手が名を連ねている。そしてその他にもいくら好投できてもイニングを稼げない先発が多く、リリーフの役割がとても重要になってくる。残り試合が少なくなってリミットが近づいている中でまだまだ諦めていない、と言う割にこの入れ替えを見ると諦めモードに入っているのかな?と勘繰りたくもなる。それならそれでそれに見合った試合をすればいいのだが、変に色気を出す時もあったりするからどのみち中途半端になってしまう。首脳陣、チームはそろそろファンに対してまだまだ諦めていない、という戦いなのか、今年は諦め来季を見据えて、という戦いにするのか示す必要がある。

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