改めて感じた怖さ

 開幕カードを負け越した後の大事なSoftBankホークスとの6連戦、結果は11-3の大勝だった。
 だが1つ間違えたらどちらに転ぶか分からない試合内容だった。というのも両チームの得点のほぼ全てに四球が絡んでのものだったからだ。
ライオンズは2回金子選手の四球も絡めてスパンジー選手の来日初グランドスラムで先制、3回には山川選手の四球から相手エラーも絡めての栗山選手の押し出し、5回は二死から木村選手が四球を選び金子選手がタイムリーを放ち、6回にも二死から山川、外崎両選手が四球で塁を埋め中村選手が流し打ちでタイムリー、そして7回にも一死から金子選手が四球で塁に出た後に盗塁を決め、スパンジー選手の内野安打、森選手の四球で満塁とし山川選手が押し出しの四球を選び、更に外崎選手が2点タイムリーと実に11点のうち10点が四球をからめてのものだった。
 一方失点に関しても先制をしてもらった直後の先頭打者の甲斐選手を歩かせてしまい、続く上林選手にも四球を許し栗原選手に2点タイムリーを打たれ、6回には柳田選手を中安打で出した後にバレンティンの四球もあっての松田選手にタイムリーを与えてしまい失点してしまった。
 髙橋光成投手の今日の成績は5回1/3、96球4安打、3四球、相変わらず味方が得点してくれた後にそれも四球を与えての失点と簡単に崩れてしま(う)いそうな悪癖を覗かせてしまった。猛省を促したい。
ランナーを残したままの平井投手への交代についても辻監督に「勝つための継投をした」と言われる始末だった。
こんな体たらくでは安心してマウンドを任せられないし、エース候補のままで終わってしまうだろう。

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