得点差でうかれてはいけない。

 昨日の中日ドラゴンズ戦、初回と4回の集中打により快勝、投げては松本航投手が前回のリベンジで5回被安打8、無四死球、失点2と粘投、打っては木村選手龍世選手ら脇役(失礼❗)らのタイムリーや本塁打による7得点とこれならうちの投手陣でも(笑)安全圏な得点差であった。
 しかし中々喜んでもいられない事情もある。
打線に関しては勝野投手以降の5投手に対しては龍世選手の単打のみと完全に注目状態になってしまった。この集中している時と淡白な時との高低差の激しさを何とかしなければ正直相手投手からしたら怖さも半減してしまうだろう。
その象徴として打線の中心でもある山川選手の迷いが深刻だ。内角を気にするあまり本来彼にとってのホームランコースを打ち損じている事が多々ある。
以前YouTubeでライオンズの4番を張っていた清原和博氏が打撃理論に関して最近のアッパースイングについて見解を述べていた。彼の主張として150、160が当たり前になってくる時代にはじめから下から振ろうという頭になるとバットのヘッドが身体から離れストライクボールの見極めも難しくなる、そしてヘッド自体が重たいので必然とレベルスイングになるので意識として上から叩くイメージが必要があると。

また松本投手に関しても無四死球だったのは評価できるが球が全体的に高目に浮き、これでは常に大量失点の心配をしなくてはならない。特に昨日はカットボールが悉く真ん中に入り、失点に絡んだものは全てがカットボールであった。ただ現状光成投手に次ぐ2番手として松本投手にかかる期待はそれなりにあるので投げてみないと分からないでは困るのだが。



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