しょっちゅう求人をかけてる企業

 ハローワークや求人誌でこの会社いつも募集かけてるな、というのを見かけた事は多くの方が経験されてるのではないだろうか。大概そういう企業は入ってもすぐ辞める人が多く出入りが激しく人が中々定着し(育た)ない。なので在籍している社員の負担は増すばかりで多少の労働基準法違反は見逃され、結果益々負担は課せられ、人は入らなくなっていく。
 埼玉西武ライオンズの投手運用を見て、ふとこんな事を思ってしまった。
 本日、先発の松本航投手は初回に吉田正高選手に本塁打を打たれたものの、昨日の内海投手の投球に刺激されたのか粘り強い投球を続け、5回を1失点で抑えた。するとアルバース投手に抑えられていた打線も山川選手の逆転タイムリー、栗山選手のソロで3点を取り、試合の主導権を握りかけていた。しかしその流れを自ら手放してしまったのだ。好投の松本投手を5回で引っ込め、宮川投手にスイッチした。
Twitter上でやり取りをしている @sinndar2000さんなども3連投の投手を中1日しか休ませていないで、と懸念していたが、案の定宮川投手は打ち込まれ同点に追いつかれてしまった。松本投手がフラフラな状態ならまだしも少なくともあと1イニングは投げられていたはずだ。余りにベンチは松本投手を信用していない。そしてそれ程早い回でマウンドを降ろすならきちんとショートスターターや第二先発制度などをローテーション化しているのかと思いきや、それもしていない。要は気に入った選手(社員)をベンチ(会社)の言うことなら文句は言わないだろう、的発想で使い摘める。結果御本人のパフォーマンスは落ちる、という悪循環だ。
 8回に投げたギャレット投手もまさにそんな感じで被弾した。ギャレット投手に関してはここ数試合、抑えてはいれども球が捉えられていて運良く野手のグラブに収まっているという具合だった。

今年は詰まった日程に雨で順延になった試合も後半に予定されており、この時期の無駄な投手乱用、疲労蓄積は確実にチームを蝕み、焼け野原の景色が目の前に広がるだろう。

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