国際試合の価値とは

 代表試合での秋山翔吾選手の骨折を受けてTwitterで交流を持たせていただいてるtthgさん @tthg1994から保証制度の導入のblogがあり、大変興味深く読ませていただいた。
 私は今回の秋山選手の件に関係なく、毎年のように国際試合をやる事にハナから疑問を持っている人間だ。確かに選手たちは(特に出ている選手は)選ばれた誇り、とか日の丸みたいな意識を持って闘っているのかもしれない。しかし長いペナントを満身創痍で闘ってそのピークを持続させたまま国際試合に臨むのは容易ではない。にも関わらずどこかのテレビ局のサッカー日本代表のキャッチフレーズのように『絶対に負けられない戦い』みたいなものが続くと、どこにピークを持っていくべきか、また選手にとって大切な休息に於いても大きな問題が生じてくると思う。
かの金田正一氏は、オフの休養の重要性をずっ、と説いていた。父親の死去でオフに充分な休息が取れず、以降元通りになるまでに3年を要したらしい。それだけ休息を設けないで走り続けるというのは好ましいものではない。もう一度選手、そして私たちファンも一番に求めるものは何かを考え直さないといけない。

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