見出し画像

ありがとうにあふれた世界

普段、何に感謝しているでしょうか。感謝の対象は様々であり、普段意識しないことでも、実は感謝の対象なのです。今回、多くの感謝に気づくことができるでしょう。

お願いはおこがましい


今から話すことは私の個人的な見解になりますが、皆さんは神社やお寺に足を運びますか?
多くの人は、年始などの特別な時にしか訪れないでしょう。私も以前は年に一度しか行かなかった時期がありました。その際、お賽銭を奉納し、手を合わせて、~が叶いますように、などと願う人が多いかもしれません。
しかし、私はふと考えました。年に数回しか行かないのに、いつも神様に願い事をするのはどうなのだろう、と。
普段からお参りするわけでもないのに、たまに行ったときに願い事をするのは、少し図々しいのではないかと思いました(笑)。
もし私が神様だったら、ちょっと嫌だな、と。そこで、毎朝通う散歩コースにある神社に、「いつも見守ってくれてありがとうございます。今日も元気に目覚めることに感謝しています。ありがとうございます。」と心で感謝するようにしました。このことがきっかけで、私は「感謝」を意識するようになったのでした。


当たり前には宇宙のすべてが必要

私は最近喜多川泰さんの書かれた「運転者」という本を読みました。
私はこの本の中のある部分にとても大きな気づきを得ました。
それを共有したいと思います。
「たった一膳のご飯でさえ宇宙のすべてが必要で、今の時代、地球上のすべての人間の営みが必要なんです。そのことが分かれば、今日、それをいただけるというのは恵まれているとは思いませんか?そんな食事を毎日当たり前のように食べているんですよ。その人生を恵まれていると思えない人は、どんな人生なら恵まれていると思うんでしょう。おそらく何が手に入ってもそう思うのは無理でしょう。
「米を作るには土地と水がいる。そして、田んぼを耕すにはトラクターがいる。トラクターを作るには鉱物が必要になるし、それを動かす燃料は化石燃料(つまり過去の生物の営み)が必要。その生物が生きるには太陽が必要・・・」
と、話が一気に宇宙にまで飛躍します。
そもそも、太陽があったとしても、この地球が誕生していなければ今私たちは悩むことも、幸せを感じることもできないわけです。
そして太陽や地球も勝手に出来上がったわけではないでしょう。
そう考えると、今目の前に広がっている食事、建物、景色、スマホ。
当たり前に接している家族、友人が「当たり前」ではなくなってくるのではないでしょうか。
そして生きている「自分」がどれだけありがたいか再認識できるはずです。

生きているだけで素晴らしいあなた

感謝できるようになったあなたにどんな変化が訪れるようになるでしょうか。
目の前に写る光景すべてが様々な歴史を経て成り立っています。
そして生きている自分がどれだけ幸せかをかみしめることができます。
普段の生活で起こるすべてがありがたいと思え、その感情は気分を幸せにしてくれます。
人間関係やその他、悩み事よりも身近なものに幸せを感じることができるようになったあなたは、視野が広がります。
悩みに対しても今まで見えなかった角度で、解決策を見つけだすことができるでしょう。

幸せな気持ちでいることは人生をより良いものにする一番の方法です。
試しに目の前の光景に感謝してみてはいかがでしょうか。
「ありがとう」にあふれたあなたの世界はきっと素晴らしいものになるはずです。



この記事が参加している募集

新生活をたのしく

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?