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ひとつとせ、ふたつとせ、みっつとせ、「発想数え歌」

発想には、定石があって。二項発想は、課題の中に二つの対立項を見つけ出す。三項発想は、二つの対立項をまとめあげる第三項を想定する。あるいは、そうした弁証法ではなく、課題の中に三つの要素を見出し、三角形を作って動的な関係を想定してみる。

二項発想で、対立軸がもうひとつできたなら、二つの軸を直交させてみるのもいい。四つの象限で説明できる。本格っぽいよね。

で、一項発想って何さ。けっこう、東洋的な発想。一つのなかに、すべてが混沌としてあって。それを五感で感じ取って「悟る」という発想法。英語だと、ホーリスティックアプローチ。

対象に対して先入観を持たずに、何かが浮かんでくるのを待つ。何かが浮かんだら、それを二項発想や三項発想、あるいは、四象限の図に落としていくという手もある。

一項発想で「できました」といっても、現代の社会では、なかなか通らないからなあ。

ひとつとせ、ふたつとせ、みっつとせ・・・発想数え歌で、さあ、アイデアを。

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