凡庸日記(2022/08/07)
今回で48回目となります。48日連続更新。もうすぐ50回。凄くないですか? こんなに続くの。自分的にはありえないくらい凄いですね、一つのことを毎日続けるのは、それがたとえどんなに簡単なことでも大変なことですから。それでさっき気がついたのだけれど、これはもしかしたらV.S.ナイポール(2001年にノーベル文学賞を受賞しているイギリスの作家)が提唱した、ライティング初心者向けの文章上達法(V.S. Naipaul’s Rules for Beginners)を完遂できるかもしれない。『V.S. Naipaul’s Rules for Beginners』とは何なのか? 知らない人も多いと思う。訳してみる。誤訳は勘弁してください。
V.S. Naipaul’s Rules for Beginners(引用元をリンクに貼ってます)
長い文は書かない。一文は12語とか10語以下にすること。
各文の意味するところが明確であること。また、前の文の内容を補完するものになっていること。良い段落とは明確で、かつ繋がりをもった文の集まりである。
文字数の多い言葉は使わないこと。コンピュータで調べて、平均して一語が5文字以上だったら、改善の余地がある。文字数の少ない言葉を使うことは、自分がなにを書こうとしているのか、注意を向けるいい契機になる。難しい概念であっても文字数の少ない言葉に分解することは可能だ。
意味を知らない言葉は絶対に使わないこと。このルールを守れないようなら、書く仕事は諦めた方がいい。
文章初心者は形容詞の使用を避けること。色、大きさ、数だけにとどめよ。出来る限り副詞も避けること。
抽象的な言葉は避けること。常に具体的なイメージが浮かぶ言葉を使うこと。
最低6ヶ月、毎日、この方法で文章修行をすること。文字数の少ない言葉、短く、明確で、具体性のある文を書くことを心がけること。ぎこちない文になってしまうかもしれないが、言葉を上手く使えるようになるには、この訓練が有効だ。これを続けることで、大学で身に付けてしまった良くない言葉の癖を取り除くことができるだろう。これらのルールを完全に理解しマスターした後であれば、これらのルールを破った文章も書けるようになるだろう。
ふぅ〜、思い付きで訳し始めたものの、かなり大変だった。この日記の文章も基本的には、上記のルールを守れていると思っていて、だから文章訓練になっているとも考えているわけです。ナイポールはこの訓練を半年続けろという。ということで(?)、この日記もあと132日連続で更新せねばいけないのかなあ、なんて今は思っているのだけど、どうなることやら。
よかったらサポートお願いしやす!