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KEFINE(ケファイン) の Klean(クリーン) は低音も豊かで確かな音を鳴らす49ドルイヤホン 質実剛健 #PR

音質の評価だけ知りたい方は「KEFINE Klean 音質評価・レビュー」に飛んでください。


KEFINE(ケファイン) Klean(クリーン) 

KEFINEのKleanは1DD(一つのダイナミックドライバ)で、DLC振動板を使用したダイナミックドライバによる発音方式を採用する、49ドル(7500円程度)のフル金属製筐体のイヤホンです。

2種類の銀と黒のフィルター交換機構により音質を調整できます。

イヤホンのケーブル交換端子は平型2PIN です。

今回はHIFIGOさんからの提供によるPR提供レビューです。

KEFINEブランド

音楽に対する強い情熱を持つチームによって設立された KEFINE は、 手頃な価格で最高の価値を持つ洗練されたオーディオ製品を音楽愛好家に提供したいと考えています。ブランド名 KEFINE (Kəfaɪn) は、創設者の名前 Ke (Kə) と「refine」という単語の組み合わせに由来しています。
高品質は高価格ではありません。当社は製品開発において、価格目標を達成するためにたゆまぬ努力を払い、1セントでも無駄にしないようにしていますが、コストが許す限り、最高級の素材と職人技を使用しています。当社の製品には不要な機能や付属品はなく、パッケージは消費者の費用を節約し、環境を保護するために可能な限りシンプルにしています。
チームは価格に対して完璧さを追求し、細部にまで気を配っています。各製品は芸術作品のように見える必要があり、私たちは各製品を自分の子供のように開発し、磨き上げ、予算内で最高品質の製品を作るよう努めています。KEFINE は、すべての音楽愛好家が最高品質でありながら最低のコストで音楽を楽しみ、幸せになれることを願っています。

KEFINE電子株式会社 ウェブサイト
https://www.kefineelec.com/en/

質実剛健、コスパを音に振ったブランドという事ですね。

今までの製品にはDLC振動板のDelciと平面駆動のKlanarがあるようです。

KEFINE Klean 開封写真

ストックケーブルも結構いい感じです。
本体には格子状模様が入っています。

KEFINE Klean 音質評価・レビュー

箱出し、ストックケーブル、ストックイヤピの音で、フィルターはシルバーフィルターとブラックフィルターがあり、まずシルバーフィルターの方で。

音場、響きは少しイヤホンより外側に響きが回り込むような感じがあります。 低音はサブベースが沈み込むというような低音ではないが、少しV~Wカーブな感じで所謂ドンシャリではあります。

低音の上の方のアタックがすこし強くて小気味いいかな。 まずは最低ラインの音クオリティは十分超えてきています。価格を考えればそうであってほしいところだけど、1万円クラスの音が降りてきてる印象ありますね。

ケーブルは標準でもいいけどイヤーピースはもう少しいいものにした方が音が締まり、音が重くなるかなと思いました。

リケーブルは必須ではないものの、した方が音に詰まり、超高音域の伸び方に険しい感じが薄まりますので、リケーブル余っている人はリケーブルしたほうが良いだろうとは思います。

全体的にはふくよかというよりは、タイトな音ですね。低音に関してはけっこうふくよかさもありますが、筐体のおかげで締まりもあります。

低音域はチャンバーデザインのお陰か筐体の中で共鳴して盛り上がるように強く聞こえます。

全体的に結構細かい音は聞こえてきますが、TanguzuYu Xuan Ji 魚玄機とは違って解放では無いから、低音で中高音域がマスクされる感じはあります。

高音域の滑らかさに不満は無く、比較的綺麗な高音域を聴けます。

私はKEFINE製品は初めてなのだけど質実剛健な見た目の印象とたがわず、実質的な音の所できちんと価格以上の部分を感じるのでいい音のイヤホンを低価格で手に入れたい場合は割と候補になるんじゃないかなと思いました。

低音が実は結構強いのではないかと思いますが、曲によってはそれほど強いとは感じにくいです。
いわゆるKZ的な低音ではなくて、TINHIFIとか好きな人は近しいかもしれない…?TINHIFIの製品の多くよりは低音強めのバランスだと思いますが…KZやTRNの低音ではないですね。

このKEFINEの低音が好みだという人は多そうです。

また ボーカルが埋もれるようなこともないです。

たとえばYOASOBIのUNDEAD!を聴くと

低音の位置関係が少し遠くに聞こえるような感じがありました。
一方で、ボーカルと位置は合ってる…というような感じもあります。

このBiri-biriだと低音がチャンバーでブワッと共鳴しているのがわかるかな。空間的に盛り上がって低音が広がってるのがわかるかも。
そういう訳で低音はチャンバーによる影響が大きいと感じます。

音に対してビビりや安っぽい感じは一切なく、1万円以下でこの音が手に入るなら良いし、また2024年秋にワンランク低価格に上の技術が降りてきた感じは受けますね。

DLC振動板とはいってもTRN ConchとかJIALAI Caratのようにキラキラして鋭いような、人工的に透明感のある音の感じではないですね。
もっと滑らかで、透明感に関しては普通の音です。 ボーカルのかすれ感などはざらざらとしたような擦過的になってないので、上の音も結構いいと思います。まさに低音以外については「クリーン」な音だと感じます。

付属の黒フィルターに変えると、今度は高音域が強まる感じで、明るい音となり、相対的に低音域が弱まる感じになるので、標準で聴いて高音がもっと欲しいという人は黒フィルターに交換するといいと思いました。
私としてはまずは標準のフィルター(銀フィルター)で使っていきたいと思います。

特に同時期のTanguzu 魚玄機が好みに合わなかった人は好みの可能性があると思います。1111独身の日セール付近では、INAWAKEN DAWN-MSなどの機種とともに購入検討にしてもよいのではないかと思います。

総じて、低音強めかつ普通に良い音で、タイトでアタックがあって響きも良く、高音域までのびていて、特に低音に特徴的なものが欲しい、低音は耳の外くらいまでブワっと来てほしいぞ…という人に特におすすめできます。

TRN T6リケーブル(参考)

TRN T6(OCC 銀メッキ 16芯)にリケーブルしてみる。
標準よりはやはり音よくなってる気がしました。
特に高音域にキュィっとピッチのトーンが上がるところで険しくならない感じがするし、スネアのシャーっとした部分に乗る音の嫌な音が聞こえてこない。

音にかすかに残っていた刺激的で嫌な音の部分が滑らかになったかと思う。
ドライバの性能を十分に発揮させるならリケーブルもした方がよいのかもしれないと思いました。

F特性グラフで8KHzのピークを確認

高音域の険しいと感じた部分をトーンジェネレーターで探ってみると8KHzあたりなので、公式のF特性グラフを見てみると一致するピークがありました。この部分がスネアの音などで少し刺激感があるのだと思います。
おそらくこれは耳道中での共振する部分で、グラフだとカプラー(測定装置)由来の共振かもしれません。実耳だともう少し低い周波数にピークが発生するかもしれません。

この8KHzあたりのピーク、NICEHCK 08(KBEAR08) というイヤーピースを使ったらかなり聴きやすくなりました。


NICEHCK08

KBEAR 08


KEFINE Klean のお買い求め

Amazon JP で7683円

Aliexpress では 7580円(2024年10月27日現在参考価格)


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