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今までやってこなかったことにチャレンジしてみるのも大事/佐藤早也伽①

8/19からブダペストで行われる2023世界陸上。
マラソン日本代表に初選出された
佐藤早也伽選手は、26日のレースを前に
「順調に練習を継続できているので
頑張りたいです」と話します。

新しい取り組みを組み込んだマラソン練習

昨年のクイーンズ駅伝を終えてから、
冬季のマラソン練習に取り組んできた佐藤選手。
2022年9月のベルリンマラソンで
自己記録を更新(2時間22分13秒)。
その流れで取り組む今年のマラソンは、
自身にとっても、もう一歩先に進むための
きっかけとして捉えていました。

「駅伝が終わってから大阪に向けては、ベルリンで自己ベストを更新できたので、また大阪国際女子マラソンで自己ベストを更新するのを目標に、練習に取り組んでました」

そんな心情から、自身の中でも
”新たなことに挑戦したい”という
気持ちが湧き、実行に移します。

「大阪の前までは、起伏のあるコースでマラソン練習をしたことがなかったんですけど、新しい取り組みとして少し起伏のあるクロスカントリーのコースとかを使って、距離を踏んで脚作りをしてました」

「まずは脚を作りたかったのと、今までやってこなかったことにチャレンジしてみるのも大事かなと思ったんです」

大きな怪我もなく、順調に練習も
積み重ねられた中で、目標としていた
大阪国際マラソンを迎えます。

本当にすごく充実感を感じる練習ができた

1/29に出場した大阪国際女子マラソンでは、
7km過ぎに転倒。その後19km付近まで
走りましたが、途中棄権となりました。
本人としては調子の良さもあって、
最後まで走り切りたかったと言います。

「タイム的にも自分の中では良かったですし、積み重ねてきたものがあったので、途中でやめるっていう選択肢はなかったです」

最終的に完走はできませんでしたが、
それでもここまで歩んできた道は、
間違いじゃなかったと受け止めています。

「結果として何かを残すことはできませんでしたが、大阪までの取り組みは、自分でも本当にすごく充実感を感じる練習を、多くこなすことができていました。そういった点で、取り組みはすごく良かったかなって、自分の中では思っています」

それらの成果が評価されて、今年3月。
佐藤選手が、初めての日本代表、
世界陸上派遣選手に選ばれたのです。


➡VOL.2へ続く


文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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