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あの笑顔は私たちじゃ引き出せない

「利用者さまの笑顔が引き出せたのが、大変嬉しくやりがいに繋がりました。スポーツと健康寿命は、密接に関係している。今回のイベントを機に、日頃からスポーツがもたらす影響を発信していきたい」。

名古屋市瑞穂区で、在宅介護の
総合的支援、介護事業をおこなう
セキスイオアシスの三浦さんは、
そう言って笑顔を見せました。

期待の声を受けて

9/22(金)〜24(日)に岐阜で行われた、
全日本実業団陸上。その翌日の25日、月曜日。
大会に出場した4人、佐々木梨七選手、
楠莉奈選手、松本明莉選手、
木村友香選手が施設を訪問。
利用者の方を対象にしたレクリエーションへの参加、
健康促進企画を行いました。

積水化学陸上競技部として、今年から始めた
従業員に向けた健康促進企画の一環のイベント。
元々従業員との交流企画として進めていましたが、
利用者さんの期待も高まる中で、
利用者さんとも交流できる内容に
シフトチェンジしたものです。

当日に向けて参加者の期待も
非常に高かったと、三浦さんは言います。

「コロナの影響もあって2020年から介護事業は、ピリピリした緊張感の中で仕事をしています。5類移行後も、マスク着用ルールなど以前と同様の管理体制をとる中、外部からのゲストを招くこと自体、しばらく中止してきました。それが、最近になって少しイベントなど行えるようになり、利用者さんの良い笑顔も引き出せるようになりました」

「今回は積水化学陸上選手の交流会ということで、参加者のモチベーションが上がって、ポスターを事前告知で出したり、当日ご利用がない方も臨時利用の希望など届いたのが、印象に残っています」

手渡された感謝状

実際の内容としては、
前半が、要介護者さんとの交流、
後半は、要支援者さんなど、
元気な方々に対して健康指導を実施。
マット運動や柔軟体操のようなものを、
選手と利用者さんで向き合いながら行うなどして、
同じ時間を共有しました。

「選手の皆さん中心に、盛り上げながら
参加いただいて嬉しかった」と、
三浦さんは言います。
特に印象に残っているのが、
感謝状を渡すシーンです。

「フェアリーズの皆さんにサプライズで感謝状を用意していて、当初は職員から選手に渡すつもりでした。でも、当日思いついて、ご利用者の方から木村選手に、賞状を手渡していただいたんです。ご本人は92歳の認知症による記憶障害もありますが、とてもお元気な方です」

「でも、本当に堂々と手渡して、選手もまわりの皆さんも暖かい雰囲気に包まれました。我々スタッフでは、ああいう演出はできません。そういった側面も見られたのが大変嬉しく、やりがいに繋がりました」

普段は見られない、利用者さんの顔が見れたことが、
従業員にとっても働くモチベーションになると、喜びました。


今回のイベントを経て、
“推し”の活動が増えた”と言う三浦さん。

「木村選手が、陸上は個人競技ですが、チームで戦う駅伝は『訳の分からない力が溢れる』と仰っていました。今回の交流会で私たちも、より選手たちを身近に感じ、誇りに思うことができた。テレビごしではありますが、全力で応援していますので、個人競技でも”訳の分からない力”を発揮して頑張って欲しいです」

とこれからも、走り続ける選手たちを応援を続けると、
心に誓います。

選手たちにとっても従業員の方々、
利用者の方々と交流する、良い機会になりました。
また、よろしくお願いします!



文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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