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マラソン3年目の決意/佐藤早也伽 Vol.1

充実の2021年が過ぎ、始まった新たな年。
積水化学女子陸上部も、
新しい一年をスタートさせました。

陸上界は春・夏のトラックシーズンが過ぎて、
秋・冬の長距離シーズン。
年明けから盛んになるマラソンで、
より一層、期待されるのが佐藤早也伽さとうさやか選手です。

高校生の頃から走りたかったマラソン


高校生の頃から、ずっと
走りたいと思っていたマラソン。
その挑戦は、3年前から始まりました。

2019年2月、全日本実業団ハーフマラソンに
エントリーした佐藤選手は、見事に優勝。
この結果によって、野口英盛のぐちひでもり監督から
「一年積み上げて来年マラソンに挑戦しよう」
と言葉をもらい、フルマラソンへの
チャレンジが現実となりました。

マラソン初挑戦は、2020年3月の
『名古屋ウィメンズマラソン2020』。
2時間23分27秒、5位と健闘したレースは、
初マラソン女子日本歴代6位のタイムでした。

そして臨んだ、2年目。2021年3月14日
『名古屋ウィメンズマラソン2021』は、
2時間24分32秒で2位。
自己ベスト更新を目指しましたが、
強風が吹く条件もあり、目標達成はならず。
それでも、しっかり上位に食い込み、
実力を示しました。

今年は、マラソンチャレンジ3年目。
目標とするのは、大阪国際女子マラソン。
1月30日(日)のレースです。

マラソンを走りきれる脚作り


「今年の目標としては、自己ベスト以上を狙いたいなと思っています。2時間23分27以上のタイムが出せたらと思っています」
佐藤選手は、そう語ります。

特に改善に向けて取り組んでいるのは、
レース後半の走り。

「過去2回のマラソンでは、後半ペースダウンしてしまうレースになってしまいました。今回は後半にペースアップしていけるような、そんなレースができるように取り組みをしています」

そのために重要になるのが、
30km以降の走りです。
クイーンズ駅伝後、練習内容を切り替え、
”マラソンをしっかり走りきれる脚作り”を
意識してきた佐藤選手。

そのためにも長い距離を走ったり、
ポイント練習だけではなく、
その間のジョグの距離も増やしました。
レースを最後まで走り抜く身体を、
再構築している最中です。

ここまでの練習は、怪我もなく順調。
本人も「時々によりますが、流れ的にはいい感じで練習できているかなと思っています」と、
手ごたえを掴んでいます。

VOL.2に続く➡


文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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