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笑顔にできる人を増やす

昨年一年間、従業員の方々の健康促進と、
選手たちとのコミュニケーションの場を目的として
開催してきた社内向け健康イベント。
そこから、また一歩前に踏み出すため、
今年はさらに内容をパワーアップさせた
取り組みが続いています。

陸上部が持っている価値は家族にも届けられる

昨年度も「陸上部の選手を身近に感じた」
「実際に選手に会えてよかった」など、
大好評を得てきた社内向け健康イベント。

去年の経験を踏まえて今年度は、
より参加しやすくするため土日に開催。
家族も参加できるイベントとして、
少し条件を調整しました。

「当初この企画を始めた時は、コロナの影響が2~3年あった中で、選手たちと従業員との交流が一度、完全になくなってしまった。そしてコロナ後になって、もう交流できるようになりましたけど、過去の経緯を知らない新しい選手たちも入ってきた。イベントをきっかけとして従業員の方々に、自分たちの活動を知ってもらおう、というのが当初の狙いでした」

「会社に出社はしているけど、自分の部署と関わりがあまりない選手もいます。それを解消して、自分たちの活動内容理解してもらい、チームが一番応援してもらえる体制を作る、という狙いは変わっていません」

と話すのは、去年からイベントを
サポートしているTWOLAPSの新田良太郎コーチです。

「野口監督などとも話して家族も参加できるイベントにしたら、 参加人数も増えて、より”笑顔にできる人”が増えた。そんな実感があったので、今まで従業員限定だったところを、今年からは家族に輪を広げ、貢献できる人を増やした感じです。陸上部が持っている価値は、従業員の方はもちろん、そのご家族にも届けられる。対象を広げたい、という気持ちが背景にあります」

と、今年の取り組みを説明します。

みんな笑顔で走って終われた

実際に今年度も数回、健康イベントを行い、
手応えもありました。

6月に国立競技場で行ったイベントでは、
子どもたちの参加者が増え、
走るグループにウォーキングのグループなど
様々な年代が楽しめるイベントとして開催。
就業時間後のイベントだと参加が難しい方も、
日曜日の開催としたことで、
参加できる方も増えました。

同じくイベントをサポートする
TWOLAPSの池谷竜コーチは、
「喜んでもらえる人が増えた」と話します。


「子どもたちも、小学校低学年ぐらいの子どもなど、数人来てもらえました。その子も、最初はすごくシャイだったんですよね、人見知りして。でも、TWOLAPSのキッズスクールなどで普段から指導するのに慣れているコーチが入ったら、終わる頃には「もう終わり?」とか、帰った後に『もっと走りたくなった』みたいな声をいただきました」

「選手は全員参加できなかったんですけど、天候が悪い中でも皆さん結構来てくださったので、子どもから大人まで、みんな笑顔で走って終われたのが良かったです」

と、自然とイベントの中で笑顔が増えていったことを、
印象深く受け取っていました。

⇒②に続く