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静かな闘志

いよいよ来週末に迫った、クィーンズ駅伝。

しかし、佐藤早也伽さとうさやか選手は、
いつものマイペースを崩しません。
粘り強く、最後まであきらめない、
力強い走りとは対照的に
調子はどうか?と聞くと、

「調子は、、普通です(笑)」
と、返ってきます。

でも、チームのことになると、熱が入ります。

強くなったチーム

10月末のMDC東京では、
若手選手を後ろからサポートする形で、
走った佐藤選手。

「後ろの選手たちが、走りやすいようにしてあげたらいいかなと思って走りました。去年に比べたら、若い子たちが力をつけてきてくれているので、すごく心強く思っています」

実際にこの日、5000mで自己ベストを
更新した木村梨七きむらりな選手含め、
若手が急成長。

弟子丸小春でしまるこはる選手は「去年は駅伝を走れなかったので、絶対に今年はチームに入って日本一に貢献したいという想いが強くあります。新谷さんや佐藤さんにまだ追いつけるレベルではないですが、身近に強い人がいると、追いつきたい気持ちが出てくる。練習にくらいつけば少しでも強くなれるんじゃないかと思って走っています」と気合十分。

長澤日桜里ながさわひおり選手も、「私も去年駅伝は走っていないですが、2位という結果に、嬉しさより悔しい気持ちをみんなから感じました。今年こそは優勝できるように頑張りたい。優勝した時に自分が走っていたら、楽しいだろうし嬉しいと思うので、自分も走れるように頑張っていきたいです」と話します。

彼女たちの成長は、今年のチームにとって
最大のカギになるでしょう。

私が走ることでチームに貢献したい

そしてもちろん、佐藤選手自身にとっても、
今年の駅伝は大きな挑戦になります。

「今年はチームとして優勝を狙っているので、私がしっかり走ることでチームに貢献したいと思っています」

去年は、一部体調不良もあり、
万全のコンディションで臨めたわけでは
なかったクィーンズ駅伝。
今年はそのリベンジの年。

「特にどこの区間を走りたいというのは無いですけど、任せてもらった区間をしっかり走れるようにしたいと思っています。あまり1区は好きじゃないんですけど(笑)、言われたらがんばります」

駅伝の魅力を佐藤選手は、
以下のように語っています。

「チームのみんなと同じ目標に向かって、取り組めることが魅力だと思っています」

すべてのチームの力を結集して、
今年こそ悲願達成へ。
いよいよ来週末。その本当の力が試されます。


文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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🎽 クイーンズ駅伝 @宮城 11/28

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