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会社を代表して走る、その重さ


チーム一丸となって走る駅伝。
個人種目も重要ですが、企業スポーツにとって、
駅伝という種目は特別な意味を持ちます。


新谷仁美選手はその重要性を、こう表現しました。

「国民の皆さんは、東京五輪に頭が行っている人も多いと思いますが、私たちは企業の看板を背負っていますし、私個人としては東京五輪も駅伝も同じ感覚で挑むつもりです」

まず目の前のある仕事がまさに駅伝であり、その仕事でどれだけ会社に貢献できるか。特に企業の名前を出す意味で駅伝は重要な大会なので、プリンセス駅伝でもクイーンズ駅伝でも、区間賞(※1)かつ優勝というのは、当然出さなければいけない結果だと思っています」。

※1 区間賞:該当区間において最も速いタイムを出した選手に贈られる賞

会社の看板を背負って走る。
それはつまり、仕事として走る、ということ。
走って結果を出し、企業に・社会に貢献しなければならない、
ということです。

10月18日(日)、12時10分にスタートするプリンセス駅伝。
積水化学女子陸上競技部は、前回優勝チームとして
今年の大会に挑みます。


走ることでしか、本当の評価は得られない。

もちろん、日々の行動や発言などで、
自身の価値を示すこともできるでしょう。
しかし、プロのアスリートである以上、
最終的には競技で結果を残すしかありません

その事実と毎日向き合うのは、
やはり大変なことでもあります。

どうすれば、その1秒を縮められるのか。
チーム内で、自分の役割は何なのか。

企業で頑張っているみなさんと同じように、悩み、葛藤し、苦しみ、
そして、その先に必ず笑顔が待っている
と信じて
選手たちは毎日を積み重ねています。


走れる喜びと感謝を噛みしめて

新型コロナウイルスの流行に苦しんだこの1年は、
特にそれを表現するのが難しい年でもありました。
森智香子選手は、改めて“普通に走ることができる喜び”を語ります。

「やはりトラックが使えなかったのは、難しい部分がありました。走る練習は、競技場の周りや道路を使ってもできましたが、私が専門としている3000m障害という種目でいうと(障害物の設置などもあり)練習がなかなかできないもどかしさがありました。試合もなくなって、状態が仕上がらないと、どうしてもモチベーションを保つのが難しいときもあります」

「それでも夏ごろから、合宿など実施すること自体難しい状況の中で、会社のご理解もいただいて、北海道でトレーニングを行わせていただいたり、たくさんのサポートをいただいたり、本当に有難いなと思っています。そういう感謝の気持ちを表せるのは、試合での結果でしかないと思うので、その気持ちを大事にしていきたいなと思っています」


名前を背負うことがパワーになる

会社の代表として走る、その責任。
それはまた、ひとつの大きな力にもなります。
卜部蘭選手の言葉からも、それはうかがい知ることができます。

「大学時代にも、学校の代表として試合に出る経験をして、名前を背負うことでパワーをもらいました。個人競技とチーム戦の違いを、そこに感じます。陸上選手が選手として走れるのは会社のサポートがあってこそなので、その責任は感じています」

「駅伝は、トラック競技とは少し違ったアピールの場だと思っているので、そこで『ありがとうございます』という気持ちをテレビを通して届けられたら。会社全体の代表という気持ちで、駅伝は決して選手だけのモノじゃないと思うので、会社の代表して走る気持ちを忘れず頑張りたいと思います」


みんなで一緒に戦う競技

陸上競技は基本的に個人の戦いですが、
駅伝は長距離唯一の団体戦。
個人だけではなく、チームみんなで協力して
走るメンバーだけではなく、
サポートやスタッフも含め、
チーム全体戦う貴重な種目。

企業の代表として走る。
その重さを大きなパワーに変えて、
会社のみなさんの応援と共に今年も戦いたいと思います。

勝負の時は、日曜日。
ご声援、どうぞよろしくお願いいたします。

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ご声援よろしくお願いします!!
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