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もらえたチャンス/佐藤早也伽②

ブダペスト世界陸上[8/19(土)〜27(日)]の
マラソン日本代表に、初めて選ばれた佐藤早也伽選手。
その知らせが届いたのは、3月末でした。

「嬉しかったですね、チャンスをもらえたっていう感じで」
そこからは大会に向けて、準備を重ねてきましたが、
春から夏のトラックシーズンは怪我に悩まされました。

怪我から回復して順調に調整

「色々と目標にしてたことはあったんですけど、最終的には怪我を引きずって、全部目標通りには行きませんでした」

結果的に、5月の東日本実業団陸上も出場を
見送り、怪我の回復を優先した佐藤選手。
夏に向けて状態が良くなると、
7月のホクレン・ディスタンス士別大会
10000mでは、上位で終始レースを進めて
1位フィニッシュ(32分38秒71)。
これには本人も手ごたえを感じていました。

「それでもトラックシーズンの最後、7月のホクレンでは、練習も兼ねて出場できたレースで、目標にしてきたことを達成できたので良かったです。5000mはあまり良くなかったですが、10000mは目指していたような走りができました。しっかり走り切れたのは、良かったです」

そこから世界陸上に向けての調整は、
個人的にも順調に進んだと感じています。

「順調に調整はできている感じですね。前回の大阪国際女子マラソンが終わってから、怪我をしていて走り込みができていなかったので、そういった部分は特に意識して練習してきました。計画した通りに、距離は踏めていると思います」

目標を目指して

いよいよ、8/26(土)はマラソン本番。
自身の中で一番重要視しているのは、
上位に入ることです。

「目標は入賞なので、そこを目指して走ろうと思ってます」。

今回はタイムよりも順位を意識したレース。
世界のトップ選手たちと争うためには、
レース展開に応じた戦い方、
自分の強みを生かした走りが大切になります。

「全体のペースにもよるのでわからないですが、集団の流れを見ながら状況に応じて、対応していければと思っています。タイムとしての目標は決めていないのですが、できる限り上の順位を狙っていければと思っています」

世界陸上という大会に関しては、
「ここ数年テレビで見始めた感じ。
すごいなーって感じで見てます」という佐藤選手。
「じゃあ、佐藤さんも見てもらえる方に“すごいな”って
思って見てもらえるといいですね」と聞くと、
「はい」と答えました。

初めての日本代表としての世界陸上。
このチャンスでしっかりと、
現状のベストを尽くせたと言えるように。
待ちわびたレースは8/26、
土曜日にスタートを迎えます。


文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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