見出し画像

4年に1度の日本選手権

いよいよ来週末、6/27(木)〜30(日)に
新潟で開催される日本選手権陸上。
今回はパリオリンピック日本代表を決める
最終選考会でもあり、毎回、オリンピックイヤーの
日本選手権は、独特の緊張感が漂います。

積水化学からは、卜部蘭(800m/1500m)、
木村友香(1500m/5000m) 、道下美槻(1500m)、
森智香子(3000mSC/5000m)、
佐藤早也伽、楠莉奈、田浦英理歌、山本有真(5000m)、
松本明莉(U20女子5000m)
各選手がエントリー。
それぞれが自分自身の目標に
向かってチャレンジします。

大会全体の見どころとしては、
やはり日本代表権争いになるでしょう。

内定条件とワールドランキングに注目!

今回の日本選手権での一番の注目ポイント、
パリオリンピック出場権争いです。

選定の基準は、細かく様々な規定がありますが、
まずわかりやすいのが、「即時内定」となるパターン。
今回の日本選手権の成績次第により、以下の条件で
日本代表に即時内定することがあります。

・2023世界陸上競技選手権で3位以内かつ、参加資格有効期間(2023年7月1日〜2024年6月30日)内に参加標準記録突破

・上記が該当者なしの場合は、2023世界陸上競技選手権で8位以内かつ、2024年1月1日〜2024年6月30日までに参加標準記録を満たした選手

・2024日本選手権優勝かつ、参加資格有効期間内に参加標準記録突破

そして、もうひとつ重要な指標になるのが、
「ワールドランキング」制度です。
高い壁である、種目別の参加標準記録に達していなくても、
ワールドランキング上位者であれば、
参加資格が与えられるというものです。

・ワールドランキングは、記録と順位によるランキングスコアによって順位付けされているので、より多くポイントをもらえる大会で上位入賞し、ポイントを積み重ねる必要があります。

・今回開催される日本選手権は、Bカテゴリーと呼ばれる大会で、国内だとセイコーゴールデングランプリ陸上の次にカテゴリーが高い大会なので、高いポイントを狙える大会。

・大きな大会でポイントをたくさん取ってオリンピック選考のターゲット内に入っていけるかが評価される。

狙った大会でしっかり結果を出せるか

毎回、選考に関しては様々な議論が巻き起こるものの、
要約してポイントで見ると、大きくふたつ。

・狙った大会でしっかり結果を出せるか
・一年を通じて大舞台で安定して成績を残しているか

が重要な視点。

今年は、5000mに絞ってみると、
田中希実選手(New Balance)が内定を
獲得しているため残り2枠。
1500mだとまだ内定選手がいないので、
3枠の空きがあることになります。

その権利を掴み取るために、
各国の選手、そして積水化学の選手たちも、
国内外でチャレンジを続けてきました。
目標はそれぞれながら、その集大成が、
来週やってくるのです。

➡②に続く


--------------
積水化学女子陸上競技部 セキスイフェアリーズ 公式HP  https://www.sekisui.co.jp/company/rikujou/
🔔積水化学女子陸上競技部Twitter
👍積水化学女子陸上競技部Facebook
📗積水化学女子陸上競技部note

ご声援よろしくお願いします!!
--------------