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言葉にして責任を持って取り組む。それが『年間通して強いチーム』/野口英盛監督・横田真人コーチ対談2021②

2年目に入って安定してきた
積水化学女子陸上競技部×TWOLAPSの協力体制。
選手それぞれのチャレンジを受けて、
野口英盛監督と横田真人コーチにとっても
ステップアップが求められる年。

チームが目指す理想像、
これから取り組みたいことに関して、
二人が想いを言葉で交わします。

――積水化学×TWOLAPSの取り組みも、安定してきた感があります。今後はどういったフェーズに入りますか?

横田:この距離感がお互い落ち着きつつありますね(笑)。鍋島が夏合宿に行きたいと言ってきたり、今まで以上に選手の行き来は増えたと思う。僕らが行って来い、とか言うことじゃないと思うんですよ。アクションして自分が変わって、結果につながる選手が増えると、行動にも移しやすくなる。

野口:選手は純粋で良いところもあるけど、”自分がここに行ってやりたい”みたいに、言葉にして責任を持って取り組む。そして、結果につなげるチームになって行けたらいいかなと思う。

横田:積水化学とTWOLAPSにあるものは違うから、そこをうまく選手が取捨選択できると、選手もどんどん自立してくるはず。そこまでいけると、より理想的かなと思います。

野口:それが、目指す『年間通して強いチーム』につながるはずで、少しずつそうなりつつある。今の連携を高めていって、その形に興味を持ってくれた選手が入ってきてくれたら、こっちもやりやすい感じはするかな。

――監督・コーチとしても、自身の今年1年の挑戦を聞かせてください

横田:育成でいうと、新谷のマラソンチャレンジは継続するし、卜部も今年800mも狙いたいと言っていたので、他種目にもチャレンジさせたいのはあります。後は鍋島を復活させるのが、TWOLAPSのミッションだと思っているので、彼女を日の丸背負うレベルまでもっていくのは重要だと考えています。怪我しないように、うまく一緒にやっていきたいと思っています。

野口:ひとつは、数年後を見据えたチーム作りをしなければならないなと思っていて。後はコロナも少し落ち着いてきたら、会社の中でのイベントだったり、従業員を巻き込むことを横田も入れながら作っていければいいなと思いますね。報告会とかランニングイベントとか、選手が主体的に動いて事業所に行ったりする機会が増えれば1番だなと思っています。

ーー従業員のみなさんへのメッセージをお願いします

横田:まずは結果でしっかり見せる。グランドで楽しんでもらえることが、僕らが本来やるべきことなので、特に今頑張ってる選手が多いし、駅伝も今年チャンスだと思うから、実際に応援に来て欲しいなと思います。

野口:今年はイベントなど競技の成績以外でも、もう少し交流できる機会を増やしていきたいと思っています。ただの事業所訪問とかではなく、こちら側から動いて、皆さん参加してくださいといった形ができたら、より選手を身近に感じてもらえると思っています。また、競技場も観客が少しずつ入るようになってきて、会場に足を運んでいただけるとより選手も頑張れるので、今年も応援よろしくお願いいたします。


結果を大切にしながら、選手個々を育てて、周囲への感謝・貢献も忘れない。そんな、『真に強いチーム』を目指して、これからも積水化学は進んでいきます。


文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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