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総合的に日本最難関!?公務員試験に諦めない無職ゾンビが大迷宮試験に突入編

 暗黒ブラック企業編で職を失った俺は、とにかく安定した職、日本で1番人気の職業でかつ結婚相手としても人気な、まさにカッコイイ三文字の「公務員」を無職で目指すこととなる。試験のレベルが、Google検索のトップにて「職業や学問を求めない〜」などと謳われていたため、俺は呑気のこれに受かれば女の子からモテるのではないか!と妄想に耽っていた。
 しかし、公務員試験、それはまさに霧がかかってゴールも見えない「島」を彷徨う、まさに大迷宮であった。マーチをなんなく合格し、明らかに頭脳に自信のある俺であったが、公務員試験の登竜門である国家一般職ではまさかの「不合格」の三文字が待ち受けていた。
 恐らく、この試験は高校数学A・B、 I  ・IIを95点以上安定して取れる素質、社会人的なコミュニケーション能力、高度なコミュニケーション能力、職歴、いわゆる今までの育ちの良さも含めたスキルを求めるダンジョンであった。それだけでなく、試験先の機関によって求めているスキル・人物も非常に異なるため、受験した時点でアウトとなり、受かる見込みが最初からない可能性がある。
 暗黒ブラック企業編で語った会社は、日本の塾業界で第1位の高給を謳っていた会社であったおかげか、160万円ほどの現金があり、無職で戦うことは許された。
 しかし、戦うフィールドがあまりにも多すぎた。辞書のような太さの参考書とともに、政治学、行政学、憲法、行政法、民法(総則及び物権)、民法(債権、親族及び相続)、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学・経済事情、経営学。これだけでも試験の半分ほどの内容だ。他に挙げられるのものでは、数的処理と判断推理では、短い時間での高度な思考能力が求められる。
 これに挫けず、俺は二宮金次郎とも思わせるほど重い参考書を背負い、毎日自宅、マクドナルドやファミレスにて視界が二重になりながらも、猛勉強を重ねていった。
 なんと、その努力も水の泡に、結局国家系の公務員試験で全て不合格を続けしまった。しかし、そこで、無職ゾンビの俺は筆記試験の点数の配分が少ない、地方公務員の試験にて光の道筋を見つけることとなる。

それでは、次回!「公務員試験の切り札はコネなのか!?試験受かるために、地方で事業立ち上げ編」お楽しみに!!

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