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デパコスじゃなくてスーパーコスメ。

久しぶりにコスメカウンターに行ってきた。

デパコスじゃなくて、近所のイトーヨーカドー。一階の生活用品売り場の一角にある、少しいい香りの漂う空間。

デパコスよりいいのは、肩肘張らず、気楽に行けること。デパコスってなんか・・・きっちりメイクして身なりもそれなりに整えて・・・ってしないと行けない感じがするのだ、ド庶民だし。

肉とか野菜とか買う前に、何かいいシミ隠しないかなーと立ち寄り、美容部員さんのおすすめのファンデなんかを試しに塗ってもらい。

デパコスだと多少のシミがあっても「今はこんな感じですよ〜透明感あっていいですよ」なんて綺麗なお姉さんに言われてしまっては反論もできないのだけど。

スーパーのコスメカウンターの気楽さはそんな遠慮も吹き飛ばしてくれる。「シミ消したいんですよ、がっつり」なんていうオーダーもしれっと言えてしまう。

なんというか、アラフィフの本気の肌悩みを正直に言いやすいのだ。

お肌が揺らぐ季節ですよね〜♪とかそんなゆるい感じでは、この坂道を転げ落ちるような老化スピードに抗えない。

青果売り場から今日のおすすめがスピーカー越しに流れる中、スーパーのコスメカウンターで、ありのままの肌悩みを伝え、肌診断をしてもらい、出してもらったコスメは正直聞いたことのないブランドだったけど、肌に乗せたらいい仕事してる。

鏡越しに見る、明らかにシミの目立たなくなった肌を見て美容部員さんと「おおお」「いいですね!」とハイタッチせんばかりに喜んだ。

デパコスも好きなのだ。だけど、こういう素直な等身大の自分のままで買えるスーパーのコスメカウンターもいいのだ。

「また来てくださいね!メイクの仕方に悩んだらいつでも聞きにきて!」と言う美容部員というより近所のおばちゃんのノリのあったかい声に見送られ、私のエコバッグには新しいファンデと、試し塗りで乗せてもらい「これもいいね!」とついで買いしたチーク。

スーパーのコスメは、スーパーマーケットのスーパーじゃなくて、アラフィフの私には本当に「スーパーなコスメ」なのかもしれない。

なんて思いつつ、一緒に入れられたお高いクリスマスコフレの案内を眺めながら・・・ん?待ってこんな高いのは買えないよ、おねえさん!!!笑

野球好きな母が日々感じたことを綴ってます。何かのお役に立てたら幸いです。