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自治体のイベントが集客に苦戦する理由

自治体が行うイベントは、集客に苦戦することが多い。その原因は主に3つある。

1つ目は、情報解禁が遅いこと。
議会への根回しや記者室に先にプレスリリースをするという謎の文化がある。

2つ目は、集客を頑張らなくても誰も責任をとらなくてよいこと。
多くても少なくても、「多くて良かったね」「あまり魅力がないイベントだったのかな」で終わる。担当者が大きく責められることもなければ、リーダーの評価が悪くなることもそんなにない。

3つ目、私が一番課題だと思うことであるが、情報解禁後、告知をあまりしないこと。
プレスリリースをしたら一安心で、地元の新聞に小さく掲載されたらもうやり切った感がある。

「ザイオンス効果」という言葉があります。
「ザイオンス効果」とは、相手に何度も会ったり、繰り返し目にしたりすることでだんだんと好感度が高まるという意味の言葉で、この効果を提唱したアメリカの心理学者の名前が由来になっています。
参照:ザイオンス効果とは? 営業やマーケティングで活用できる具体例も紹介 | マイナビニュース (mynavi.jp)

集客でも、あてはまると思います。
何度も何度も、地道に機会をとらえて告知していく。
それが評価につながらなくても、しつこいなと思われても、自分たちが企画したイベントを成功させるためにも必要なことではないでしょうか。

映画は大ヒット、出す書籍はミリオンセラー連発(現在は「夢と金」(幻冬舎)が発売中)という集客力トップクラスの西野亮廣さんでさえ、念入りに緻密に集客のためにコストをさいています。
(ドブ板営業を繰り返しているからこそ、集客力がトップクラスなのだと思います)参照:【西野亮廣】「事前の告知」は、「クリエイターの努力を無駄にしない」というリーダーの覚悟の表れであり、日頃応援してくださっているお客様への誠意 | GOETHE (goetheweb.jp)

私自身の仕事を振り返っても、告知がギリギリになることがこれまで結構ありました。
今は早めに告知するようにしていますが、集客に苦戦することもあります(実際に現在もそうなので、この記事を書いています)
幸い、早めに告知したこともあり、まだ開催まで、1か月程度時間があるので、マスではなく、個人アタックで地道に集客をしていきます。

頑張るぞ☺

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