読書メモ『たった一人の熱狂』

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見城徹氏の書籍は『憂鬱でなければ、仕事じゃない』も好きです。

さて、『たった一人の熱狂』について。
幻冬社の箕輪厚介氏がまだ双葉社にいた際に、情熱的に見城徹氏を口説いて書いてもらったらしい。


情熱的で、マッチョで、突き抜けているなと感じた。

とても真似はできない生き方だけど、
共感できる考え方は多かった。

努力について

努力することに意味があるなどと言うのは単なる人生論であって、仕事に関して言えば「成功」という結果が出ない努力に意味はない。いや、そう考えるしかないのである。

この世には二種類の人間しかいない。圧倒的努力を続ける人と、途中で努力を放棄する人だ。
努力については過去にも書いた。

努力については過去に書いた。

努力することは立派なことではなくて、
結果が出たものについては、努力して良かった(報われる)ということで、
結果が出ない努力は、それは努力ではない(そう呼べる域に達していない)。

失敗はない

失敗して落ち込んでいる人に出会うと、僕はこうやって声をかける。「今起きていることはすべてプロセスだ。プロセスの中で生じた暫定的な結果によって、人生がすべて決まるわけではない。最後の勝負は、死ぬ時にあなたがどう思うかだ」

有名か無名か、金持ちか貧乏か、そうした尺度で幸福は測れないわけだ。そんなものは所詮、幸福を測るうえでの相対的な基準でしかない。要は死ぬ瞬間に自分が満足できていればいいのだ。

失敗という概念ではなく、予想と現実が違っていただけに過ぎないだけであって、点でみると失敗に思ったとしても、線でみると決して失敗ではないということだと思う。

発明家のエジソンは白熱灯を発明したときに「1万回失敗したのでは?」と新聞記者に言われましたが、「私は失敗したことは一度もない。1万とおりのうまくいかない方法がわかっただけだ」と答えているそうです。

https://president.jp/articles/amp/65851?page=1

今この瞬間に熱狂して生きろ

この部分が一番好きな部分です。

今日という 1日は、死から最も遠い日だ。 1分後には、今より死に 1分近づく。 10分後には、今より死に 10分近づく。僕は 70歳で死ぬかもしれないし、 90歳まで長生きするかもしれない。少なくとも今この瞬間は、死から一番遠い時間にいる。

今を熱狂して生きる、
この本を読んで改めてそう思わされました。

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